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最終戦を控えて思うこと(藤田息吹)

2012.11.23

こんにちは。本年度主将を務めております藤田息吹です。

私たちの代は1年間、苦しんだ代、結果の出なかった代と言われてきました。全国大学選手権第3位という輝かしい成績を残した昨年の代と比べ、インカレ出場権を逃し、3連覇中であった早慶定期戦に敗れ、天皇杯・総理大臣杯と予選敗退。挙げればきりがない程多くのものを失いました。

しかしそんな私たちの代でも、後輩たちに継承することが出来た大きな財産があると私は考えております。それは、一部残留といった目に見えた結果ではなく、先輩方から代々受け継がれてきた無形の財産です。

私はシーズン前に行われました納会の主将就任挨拶で「慶應義塾には日本一の絆の力があります。OBの皆様はもちろん、一貫校としての幼稚舎・普通部・塾校といった他大には無い大きな繋がりが私たちの誇りです。」と述べたのですが、ここでの繋がりこそが上記した無形の財産であり、またそれは後期の第19節、神奈川大学との残留を懸けた大一番で感じることが出来ました。

駒沢陸上競技場で行われたその試合はOBの皆様からKSSに所属する幼稚舎生、また集中応援日ということで応援部、チアリーディング部の学生まで、非常に多くの慶應関係者が来場して下さり、会場は完全ホームと化していました。また中には試合が終わってから駆けつけてくれたOBの方もいる程で、胸に響く応援と慶應で埋まるスタンドに大きな心強さを感じたのを覚えています。結果は4−0で勝利。試合後、冨田部長が「これが慶應の力だ。」と仰っていましたが、まさに慶應ならではの繋がりの力を私たちの代が証明した試合でした。また私の気持ちは残留をほぼ決定付けたことと、私たちの代でも無形の財産を継承出来たことに対する安堵感で満ちていました。

慶應義塾ソッカー部に存在する、言葉では簡単に言い表すことの出来ない大きな繋がりは、現在行われている現役部員の試合を介して過去から現在、また未来へと育まれるものであると思います。どんなときも慶應らしく戦い、OBの皆様に関心を持ってもらうことで過去を繋ぎ、また来年以降の下級生に受け渡すことで未来に繋ぐ。それが現役部員、特に4年生の最大の使命であると考えています。

今期も残すところあと一節になりました。引退が間近に迫り寂しい気持ちも大きいですが、4年の私たちが気持ちのこもった試合をすることで後輩たちに慶應魂を伝え、良い形で次の代にバトンを渡したいです。

 

≪LAST GAME≫
第86回関東大学サッカーリーグ戦【後期】 最終節 vs流通経済大学
11月24日(土) 11:30キックオフ @龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド

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