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「恩返し」(立石宗悟)

2022.04.15

平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました、法学部法律学科1年の立石宗悟と申します。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

「支えてくださる方々のために戦う」
一昨年の春に新型コロナウイルス感染症で他界した祖父から学んだことです。
私は、「利他的思考を持つこと」の重要性を身に染みて感じました。

常に笑顔が絶えず、よく皆を笑わせていた祖父は沢山の人々から愛され、信頼されていました。そんな祖父が私は大好きで、自分も将来は彼のように沢山の人々に愛される人になりたいと強く思っていました。
力士のようながっしりとした体つきをしていたこともあり、祖父がコロナに感染したという知らせを耳にした時は、きっと彼ならすぐコロナに打ち勝ってくれるだろうと思っていました。
しかし、現実はそんなに甘いものではありませんでした。病状は良くなるどころか、信じられない程のスピードで悪化していき、発症して僅か1週間で緊急治療室に移動となってしまう程でした。
毎朝、医師の方から送られてくるその日の祖父の生存率。家族宛に送られてくるそのメールほど怖いものはありませんでした。「死なないで。どうかもうひと頑張りしてほしい。」という思いで、家族や親戚一人ひとりの励ましの言葉を録音し、祖父の耳元で流していました。しかし、コロナに感染してから僅か1ヶ月で祖父は他界してしまいました。
10%〜15%の生存率と言われ、意識のない中、必死にウイルスと戦っている祖父は、最後まで私の尊敬するかっこいい祖父でした。
高校生の誰もが憧れる舞台である選手権出場を懸けた試合が迫ってきている中、突然祖父の死に直面した私は、サッカーをしている最中も祖父のことで頭がいっぱいでした。
会う度に私を気遣い、サッカーの調子を尋ねてくれた祖父。私は選手権という大きな舞台に立つことが、ずっと私を応援してくれた祖父に対する「恩返し」だと思い、今までよりもなお一層真剣にサッカーに向き合おうと決心しました。
学業や食生活といった間接的にサッカーに繋がっていくことについても一から見つめ直しました。
一試合一試合愛する祖父への恩返しのために必死に戦った結果、遂に選手権出場という目標を達成することができました。家族を始めとする応援してくれる全ての方々に感動を与えられました。
何を伝えたいかというと、自分を支えてくれる方々のために自分が努力することで、結果的により多くの人々に感動を与えることができるということです。
夢だった全国の舞台に立てたこと、沢山の人々に感動を与えられたこと、天国の祖父もきっとこのことを心から喜んでくれていると思います。

ソッカー部に入部してまだ間もないですが、マネージャーやグラウンドマネージャーを始めとする組織をサポートしてくださる方々の、選手を気遣う温かいエネルギーを強く感じます。組織を支えてくださっている方々のため、家族のため、天国で見守ってくれている祖父のため、応援してくださる全ての方々のために「勝利」という形で恩返しできるよう、日々の練習をひたむきに取り組んでいきます。

最後になりますが、中学生の頃に兄に連れられて見に行った早慶戦の、あの眩しい光景は今でも忘れません。あの舞台でチームを「勝利」へ導くことが私の4年間の目標です。
長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後共ソッカー部へのご支援、ご声援の程宜しくお願いいたします。

《NEXT GAME》5月1日(日)関東リーグ戦 第5節vs 東海大学@栃木市総合運動公園陸上競技場  11:00キックオフ

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