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「最高を追い続けて」(吉田剛) 

2021.10.06

平素より大変お世話になっております。法学部政治学科4年の吉田剛です。

隆はピッチ内外で頼りになる男であり、紹介文にもありましたが特に学校生活では本当にお世話になりました。彼が取っている授業を一緒に取り、座席の確保からレジュメの保管までお願いしていた大学1、2年次が懐かしい限りです。

とうとうソッカー部生活も僅か数週間となりました。思い返すと私達は1年生の前期から粗相の山積により毎日ミーティングが開催されるなどなかなかの曲者揃いな代なのかもしれません。特に桐蔭学園時代から一緒にいる大薗と依田には手を焼くばかりで困り果てています。そんな彼ら以外にも同期には個性的で面白い人が多くいます。アメリカ在住の頃の鬱憤を同期で晴らそうとする人、同期をいじる為に家でこっそり韓国語を覚えて来る人、応援歌が下手すぎて先輩から愛の指導を受ける人、などなど個性に溢れています。その他にも面白いエピソードが沢山あると思うので気になった後輩達は是非4年生に聞いてみて下さい。

そんな個性豊かな同期と歩んだ私のソッカー部生活4年間、ひいてはサッカー人生18年間の想いをこの機会に綴らせていただきます。

「何故大学生になってもサッカーを続けてるの?」

私は大学1年次に地元の友人にこう聞かれ、言葉に詰まったことを覚えています。そしてこれはソッカー部員であれば皆必ずと言って良い程投げかけられる問いでもあります。

高校よりも自由度が上がる大学だからこそ問われる問いなのかもしれませんが、周りを見渡せば上昇志向を持ち留学や起業をして成長を続ける人や、サークルやバイトを通して大学生活を謳歌する人もいます。その他にもこの4年間を活用して自分を高める道はいくらでもあるはずです。ソッカー部員の皆、正直隣の芝生が青く見えることもあるでしょう。それでも私達はソッカー部という場所でサッカーを続けています。

その理由は自分を変えたいから、憧れの舞台に立ちたいから、プロの道を諦め切れないからなどこれまでの卒業ブログからも分かるように本当に人それぞれです。

では私は何故サッカーを続けているのでしょうか。友達に問われ言葉に詰まった大学1年次から引退という言葉が現実味を帯びて来た今日に至るまで、ソッカー部生活を送る中でその答えの片鱗をぼんやりとではありますが見つけることが出来たように思えます。

それは、誰かの期待に応え上回ることで驚いたり喜んだりする姿を見たいからということです。少し具体化すると、共にボールを追いかける仲間の驚きや喜びでもあり、私達を支えてくれる方々の驚きや喜びでもあります。それが私の原動力です。試合に勝った時の皆の爆発的な笑顔が、ゴールを決めて喜んでいる瞬間が、絶体絶命のピンチを防いでアドレナリンに満ちている仲間の顔が、そんな皆の楽しんでいる瞬間が好きなんです。

だからこそ自分勝手ではありますが、部員の皆には残りのソッカー部生活を楽しんでもらいたいと思っています。そして自分自身も残りのサッカー人生を全力で楽しみたいと思います。今はチームとしても苦しい状況に置かれ、カテゴリーも上がれずに必死に足掻いている部員も多いはずです。ソッカー部は決して楽しいだけの場所ではないでしょう。それは皆が一番理解していることと思います。ただ、苦しい状況や辛いことを楽しめる集団だとも思っています。皆には同じ想いを共有出来る150人近い仲間がいます。恐らくソッカー部の皆なら感じたことのある感覚だと思いますが、試合中もう今にも動けなくなりそうなくらい辛いのに何故か鳥肌が立つくらい興奮するし楽しい、私は皆にそんな瞬間を追い求め共有して欲しいと思っています。ソッカー部生活は楽しんだ者勝ちです。

ここで一つ、長いサッカー人生を振り返って、そんな私の原動力が現れた経験を綴らせていただきます。

それは高校時代のポジション転向です。私は小中とGKとして活動していましたが、高校入学と同時にフィールドプレーヤーへ転向しました。当初、キーパーとして積み上げて来たものを捨てるのかと多くの声もいただきましたが、高校3年次に選手権に出場した際には多くの人を喜ばし驚かすことが出来ました。中学時代のチームメイトで私の洋服のお下がりを着ていたはしけん(4年・希望ヶ丘高/横浜FCユース)も驚いた人の1人なはずです。加えて、選手権に出場が決まった瞬間の仲間の笑顔は今でも忘れられず、人生最高の瞬間と言って良いでしょう。

この想いはソッカー部でも変わることはありませんでした。

大学3年になったある日、もう1人の中学時代のチームメイトであり、入部後も温泉や食事など度々デートの誘いをしてくるあべしん(4年・多摩大学目黒高)からいつものように「温泉行かね?」というLINEが来ました。そしてそんな彼から伝えられたのは「俺グラマネやることに決めたわ」という言葉でした。ソッカー部でグラマネとは、プレーヤーを辞めて学生コーチになる人のことを指します。以前から学年で話し合っていたものの、実際に彼の口からその言葉を聞いた時は驚きましたし、その決断をした彼を、ソッカー部生活を通して本気で喜ばせたいと思いました。しかし現状、あべしんを喜ばすことは出来ていません。なので、残り僅かなソッカー部生活であべしんを喜ばすことが出来るよう必死に足掻きたいと思います。

最後に私のサッカー人生に関わっていただいた方々への感謝を残して終わりたいと思います。

指導者の方々へ

サッカーの厳しさや楽しさを教えていただいたバディーSC時代。人間性も学び、毎日西谷でボールを蹴ることが楽しみで仕方がなかった横浜FC時代。部活が出来ない時期もあった中、最高な経験をさせていただいた桐蔭学園時代。サッカーだけでなく組織の中でどうあるべきかまで追求させていただいたソッカー部。本当に多くの指導者から大切なものを教わることが出来ました。ありがとうございました。

先輩方へ

事あるごとに助けていただいた先輩方、本当にありがとうございます。先輩方からの学びは計り知れない程多く、部室や練習での先輩の話が部活の大きな楽しみでした。そして何よりも、困ったこと悩んでいることがあるとすぐに相談に乗っていただき進むべき道へのヒントをくれました。本当にありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願いします。

後輩達へ

皆の中には既に明確な目標や理由を持ってサッカーをしている人もいるかもしれません。事実、以前短期から長期目標を聞いて感心しました。その反面多くの部員が悩みながら日々を過ごしているようにも見えます。そんな皆を見ていると下級生時代の私を思い出します。上述にもありますが、私はそんな時先輩に背中を押してもらいました。だからこそ何か悩んでいることがあれば是非共声を掛けて下さい。ご飯でも食べながら語らいましょう。

同期へ

最初は「どんだけ個性強い奴多いんだよ」と本気でビビりました。でもそれぞれの立場からチームへの貢献を果たし、自己実現を果たしている皆の姿を見て、時に焦る程刺激を受けていました。これからは社会人という新たな世界に足を踏み入れることになりますが、それぞれの場所で活躍する同期の姿を見て刺激を受け続けることと思います。コロナが落ち着いたら早急に飲みに行って部室のようなバカな話をしましょう。

そして何としても1部に残留しよう。つい先日のミーティングでもあったように感謝を行動で勝利で示そう。正直本当に苦しく難しい状況かもしれない。だけど残留したい気持ちは全員同じはず。立場は違えど戦っている仲間を信じて俺達4年生はもっと纏まらないといけない。最後皆でもう一踏ん張りしよう。

俺達で掲げた「Be a Hero~誰かのために~」を信じ続けよう。

両親へ

これまで本当にありがとう。面と向かって感謝を伝えるのは中々難しそうなので、この場を借りて言わせてもらいます。18年間好きな環境でサッカーを続けさせてくれたお陰で、本当に多くの人に出会うことが出来ました。そして本当に多くの経験を積み成長することが出来ました。

さて、明日のブログは西村晋志朗が担当します。彼は皆からちゃそと呼ばれていますが、そう呼ばれるようになった経緯は複雑が故よく分かりません。

そんな彼は幼稚舎そしてKSSからの生粋の黄色い血の持ち主であり、学年一の熱男です。それ故、学年ミーティングでの彼の言葉は私たち同期に重くのしかかります笑

慶應を愛し慶應に愛された男ちゃそが最後に何を書き残してくれるのか、皆さんお楽しみに!!

《NEXT GAME》
10月9日(土)関東リーグ戦 第19節vs筑波大学
@非公開  11:00キックオフ

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