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「向き合うこと」(大佐古紘希)

2020.12.10

平素はお世話になっております。
本日ブログを担当させていただきます。商学部4年の大佐古紘希です。
拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。

 
慶應義塾中等部出身の私は10年間慶應のサッカー部に所属して来ました。周りの仲間や素晴らしい環境のお陰で、中学高校と結果を残すことが出来、幸せな経験をさせていただきました。内部生として、縦の繋がりにとても感謝しています。
小学校の卒業文集に書いた将来の夢はサッカー選手。正直な所プロサッカー選手を目指したことはサッカーを始めた小学1年生から現在まで一度もなかった様に思います。
現実主義なのか、目標が低いのか、はたまた冷静なのか。
そんな私が中学に入学して初めて見た早慶戦。当時は国立競技場で行われていました。選手と会場の応援が一体となった熱気に衝撃を受けると共に憧れを抱きました。早慶戦の舞台は私のサッカー人生唯一の夢だったのかも知れません。

さて、夢について触れましたがここからが本題なのかも知れません。
4年間で得て来た当たり前であり大切な学びを3つ程述べたいと思います。
先ず、向き合うことの大切さです。慶應義塾体育会ソッカー部に入部して感じたものは他人との圧倒的能力差です。
何事にも勝ちたい、けれどどの分野にも極めて来た人がいる、勝てない。自身のぬるい人生にしっかりとブレーキが掛かりました。そこから始まったのは現実逃避の日々です。
私のことを「ポジティブ」とか「生き方が上手い」と言う人がいますが、上手いのは現実逃避と言い訳だけです。ポジティブだと思っていた言葉や考えは次第に自身を騙し、痛みをなくしていきます。試合に出ることが出来ない悔しさを人に見せないことで、自身の気持ちも誤魔化してしまうのです。
それでも、毎年行われる早慶戦出場の夢は自身を毎日の様に奮起させ、自然と実力の足りない現状と向き合う様に変わりました。今は日々悔しさを感じ、向上心を持ち、本気でサッカーに取り組んでいると胸を張って言えます。もう逃げることはありません。

 
話は変わりますが、サッカーがチームスポーツであることは周知の事実です。しかし、その本質に気付くことは簡単そうで難しいことだと思います。高校までの私は自身が試合に出ることだけを考えて来ました。狭い視野が初めに広がったのは大学2年の時です。戸田和幸さんから競技そのものがチームスポーツであることを論理的に学べた気がします。3年では、同期の関(4年・慶應義塾高)という愉快で真面目なグラマネの元で、出場機会の有無に関わらず仲間と勝利を追求し続けました。4年で下級生中心のSチームに所属し同期や3年の頼れる仲間の素晴らしさに気付きました。自身が試合に出ることは勿論大事ですが、常にチームが勝つ為に出来ることを自ら考え探し、仲間と共有することに意味があります。仲間同士が気持ちを共有しなければ掴める勝利も逃げてしまうでしょう。
チームとはどういうことかと理解することはサッカーに於いて大きな学びです。
もう一つの学びはこだわりです。サッカーではあの時こうしていればと後悔することが沢山あります。何故一つのプレーに拘り切れないのか。それは普段から拘ることが出来ていないからだと思います。ピッチ外の行動もこだわることで、試合で細部まで頑張れるかに繋がります。先日のIリーグにて、試合に勝ったにも関わらず失点をしたことに涙が出て来ました。自分でも驚きでしたが、拘ろうと努力したからこその悔しさでした。
ピッチ外の行動にこだわる選手こそ勝負にこだわる選手になれると思います。

 大学4年間を振り返って今思うことを書いてきました。全て単純なことであり、自身に足りなかった部分でもあります。しかし、そこに気付いて行動すること、変わろうとすることにこそ価値があったのだと思います。

体育会ソッカー部は素晴らしい場所で、本気とはどういうことなのか、貢献とはどういうものか、チームとはどういうものか。ひたすら考える機会があります。逃げることは簡単ですが、向き合ってこそ成長があります。逃げていては後悔しか残りません。沢山壁にぶつかり、理不尽を感じて、それでも向き合い続けることが可能性を生みます。そして素晴らしい仲間を信じ切磋琢磨することで目標は近付きます。
短い期間ではありましたがクラブチームを経験していない私でもトップチームを経験する機会がありました。後輩やこれから入ってくる人達には幾らでもチャンスがあります。4年間の使い方は人それぞれですが、4年間の価値の大きさは自分次第です。負けずに頑張ってみて下さい。

さて、早慶戦出場という夢は叶いませんでしたが、現実と向き合い、今の自分が出来ることを全力で取り組んでいます。現在所属するSチームには一緒にチームを築いて来た信頼出来る選手が沢山います。Iリーグを全勝で終え、全国という目標に繋げることが出来ました。
来週、全国出場に繋がる大事な試合があります。
持てる力を振り絞って必ず全員で勝利を掴み取る所存ですので、応援の程宜しくお願い致します。

と意気込んだものの、先日突如として椎間板ヘルニアになってしまいました。とても笑えて本当に笑えない話です。さも良くないことの様に話したポジティブさを活かす場面が来ました。こんな時こそポジティブに最後まで胸を張って取り組みたいものです。ポジティブさが痛みをなくすと自身で述べたからには、信じて頑張ります。

 
末筆とはなりますが、多くの人に支えられて来ましたので感謝を述べさせて下さい。
家族
いつまでも成長しないのに支え続けてくれてありがとうございます。これまでの恩を返せる様、社会で活躍する為の努力をしていきます。

同期や後輩
サッカーのことが大好きで、お互いを本気で応援出来る同期。そして、憧れる様な先輩ではなかったと思うが、沢山絡んでくれた後輩達。皆の存在が本当に支えになり刺激にもなりました。ありがとう。

スタッフ陣やソッカー部関係者の方々等、支えてくれた全ての人のお陰で素晴らしい環境でサッカーに取り組むことが出来ました。この場をお借りして感謝を述べさせて下さい。
本当にありがとうございました。

長い文章を最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
今後共ソッカー部へのご支援、ご声援の程、宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
12月12日(土) 関東リーグ戦 第21節 専修大学
11:00キックオフ @非公表

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