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「きついけど負けるよりはまし」(勝俣昂亮)

2020.12.06

平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただきます、商学部4年の勝俣昂亮です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

今シーズンも残り僅かとなってしまいました。それと共に、私の「16年間の本気のサッカー人生」も終わりを迎えようとしています。そこで、最後のブログでは、私がどの様にサッカーと向き合って来たのかについて綴らせていただきたいと思います。

この4年間は、本気で悔しく、本気で悩み、本気で喜ぶことの出来た時間でした。
そして、プロサッカー選手を諦めるという大きな決断をしました。自分がプロサッカー選手になると信じて疑わなかった幼少期からしたら残念な結果になっていると思います。力不足でした。

4年前、夢と野望を持って、ソッカー部の門を叩きました。
入部届用紙に「大学4年間、プロになることを目標にサッカーをやらせてもらうことを両親と約束しました。その為、トップチームで活躍する為に努力します。」と意気込んで。
当時の私は、入部早々トップチームに上がり、活躍する未来を描いていました。

しかし、早くもその計画は打ち砕かれ、その後も思う様にいきません。
4カテゴリー中1番下のチームからのスタート、何度も繰り返す大怪我、中々メンバー入りすることが出来ず悩み続けた3年目。振り返ると、カテゴリー問わず3年間で公式戦に出場したのは僅か3試合でした。自分の実力不足をとことん思い知らされました。結果が出せない自分を徐々に疑い始め、自分には何もないかもしれないと思う様なこともありました。これまで、自分の可能性に期待し、上を目指し続けて来ましたが、残された時間が少なくなっていくと共にその自信も薄れて来ていることが分かりました。
それでも、サッカーを辞めようと考えたことは一度もなく、サッカーに対する熱が冷めることはありませんでした。寧ろ反骨心が生まれて来ました。そして、どんな状況でも、自分のやるべきことをやり続けようと決めました。
きつかったけど、サッカーで負けるよりはましでした。

そんな中、転機が訪れます。
4年目にして、トップ昇格を言い渡されたのです。
このチャンスは絶対に無駄には出来ない、そう強く思いました。
しかし、下のチームで長くプレーしていた私にとって、トップチームの練習は非常に強度が高く、最初は付いて行くのが精一杯でした。また、これまで怪我ばかりで、何も積み重ねられていないのではないかといった弱気な部分がプレーに影響したりしていました。
それでも、これまでやり続けて来たことを信じ、必死に食らい付いて行きました。

そして迎えた関東リーグ開幕戦。
幸いにも、先発で出場することが出来、勝利も手にすることが出来ました。
最高の瞬間でした。
その後も、試合に出場させていただき、緊迫感のある試合を経験出来ました。

それらの試合を通して感じたことを少しだけ綴らせていただきます。
それは、「一人ひとりの準備が勝敗を分ける」と言うことです。
あと一歩寄せられていたら。あと一歩速く走り出せていたら。
そんな微差で試合が動くことを痛感しています。これがとても難しいのです。
試合では、誰でも体力的又は精神的に苦しい時間帯があると思います。
しかし、そこで一歩出せるか出せないかで勝敗を左右するのです。

そんな時、力になるのは、同じピッチ内で戦っているチームメイトの姿です。
ピッチ外でチームの為に動いてくれている人達の姿です。
悔しい思いを押し殺し、メッセージをくれる同期の存在です。
観客席からの応援です、拍手です。

ソッカー部が今シーズン掲げたテーマは「Deep Impact」です。
見ている人達に衝撃を与えて感動させる様なチームになることです。
しかし、見ている人達には、いつも私が心を動かされています。
観客席からの応援が苦しいときに踏ん張る手助けをしてくれます。

「多くがピッチ外や練習以外の場で起き、それがプレーに影響する。」
これは、ある人が言っていた言葉ですが、正にその通りだと思います。

2027年にソッカー部は創部100周年を迎えます。「大学日本一」という目標は、決して簡単ではありません。今後、そこに少しでも近づく為には、もっと多くの人に愛され、応援されるチームにならないといけないと思います。応援されることがどれだけ力になるかは、試合に出ている選手は感じているのではないかと思います。
サッカーは、強さやプレースタイルだけでなく、その選手の人間性を見て、チームとしての振る舞いを見てファンになる人が多くいると思います。
その為、ピッチ内は勿論ピッチ外のことも同じ様に大切にしていかなければならないと思います。

最近になって分かったことがあります。
これまでプロを諦めた瞬間にサッカーをやる意味を見い出せなくなると考えていた私が、何故今も本気でサッカーが出来ているのか。きつい走り込みにも耐えられるのか。
それは、きついけど、こいつの為に良い結果を持ち帰りたいと思える仲間がいるからです。
きついけど、ゴールの瞬間、勝利した瞬間がそれを上回るからです。

これまでは、自分からサッカーを取ったら何もなくなってしまうと考えていましたが、今ではそうは思いません。サッカーのお陰で、夢を追いかけて来たこの16年間はとても充実していたし、その過程でやり抜く力も磨かれたと思います。そして、素敵な人達とも出会えました。自分からサッカーを取ってもそれらはなくならないと思います。
とは言うものの、また一からやり直せるとしたら、僕はまた懲りずにプロを目指していると思います。(笑)
このブログの最初に、もうすぐでサッカー人生が終わると書きました。確かに、本気のサッカー人生は終わるかも知れません。しかし、今後もサッカーと関わりながら生きていくのではないかと思っています。

最後にこの場を借りて感謝を述べさせて下さい。
これまでを振り返ると、自分は怪我で多くの方々に支えられ、助けられたことが一番頭に浮かびます。怪我ばかりしていた私を、励まし鍛えて下さったコーチングスタッフの方々、怪我をする度に体のケアをして下さったトレーナーの三浦さん、本当にありがとうございました。
私の本気のサッカー人生を支えてくれ、苦い経験も嬉しい経験もさせてくれたこのソッカー部に、結果で恩返しが出来る様に最後の最後まで全力でやり切ります。

そして、両親へ。
思う存分、夢を追いかけさせてくれてありがとう。
次のステージでも、父がよく言っていた「プロ意識」を大切に生きていきます。

長く、まとまりのない文章となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援ご声援の程宜しくお願いします。

《NEXT GAME》
12月12日(土) 関東リーグ戦 第21節 専修大学
11:00キックオフ @非公表

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