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「覚悟と決意」(田村祐二朗)

2020.08.20

平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただきます、環境情報学部2年の田村祐二朗と申します。先日、人生において節目となる20歳の誕生日を無事に迎えることが出来ました。今回のブログでは、一人の大人として、新たな覚悟と決意を記します。拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

“災い転じて福となす”

ここで言う災いとはピンチであり、福はチャンスである。

サッカーにおいて、試合に出られないことは個人的にはピンチ、厳しい状況である。その要因が怪我であれば、多少の諦めが付くものの、万全の状態でプレーしていて試合に絡めないのは、選手として最も屈辱的なことである。しかし、この状況が最もチャンスであるというのが高校時代、並びに現在の状況から学んだことである。試合に出られない時期にどの様な振る舞いをするか、考え方を持つかが重要である。文句ばかり垂れ流し、チームの士気を下げる様な言動や振る舞いはあってはならない。苦しい状況は自分を客観視出来る良い機会であり、自分自身の成長に新たな側面からアプローチ出来る。だからこそ、自分が出来る最善の準備に100%を注ぎ、いつか来るチャンスをじっと待つ。そして、そのチャンスを強かに掴み取る。一見、ピンチと思われる状況でも、その状況に対するマインドの持ち様で未来は大きく変化する。

現在は大学入学後で最も試合から遠ざかっている。この状況に悔しさはあるが、決して悲観はしていない。サッカーに対する姿勢も、人間としての考え方も変わった。下を見て立ち止まっている時間は無駄である。困難な状況を打破した時に、人間は一回りも二回りも強くなる。だからこそ、向上心を持って日々の試合や練習に全力を尽くす。いつか必ずチャンスは来るから。

“プライド”

小中年代において、世代の最高峰の舞台を経験してきた自分にとって、この肩書きは様々な形で自分自身を縛り付けていた。過去の栄光であっても、その栄光に縋ることで、自分の中にある醜い自信を繋ぎ止めていた。どの様な状況に置かれても、過去の自分に頼ることで、直面している目の前の状況から逃げていた。また、稀に見る経歴が周囲の期待を煽り、その期待が大きな重圧となってのしかかり、自分自身を見失うこともあった。期待に応えなければいけない、自分がチームを勝たせなければいけない。この様な過度な思考は、ピッチ上の自分を自ら苦しめていた。

大学でも、入学前からトップチームにいたことはどこかで過信を生み、無意識的に言動に現れていたかも知れない。大学入学後のピークが入学したてと言われるのが怖くて、ボールが自分に向かってくるのが怖い程サッカーから離れたい時もあった。

過去の栄光から創出されるプライドは、人間としての価値を大きく損なわせる。見栄を張ることで、客観的な視点を失い、周囲の人は離れていく。ピッチ上では、過信が生まれ、自分の為だけにプレーする様になる。自分が作り上げてしまった架空の高すぎる基準と現状を比較することでひどく落胆し、自分を失望させることもある。この様な卑屈なプライドこそ、捨て去るべき物である。

しかし、良いプライドも存在し、それは信念となって苦しい状況でこそ猛烈な力を発揮してくれる物である。

「チームの勝利の為に全力を尽くすこと」 この軸を決してぶらさず、使命感を持ってピッチに立つこと。これも立派なプライドであり、絶対に見失ってはいけないものである。その為に、いつだって最初の敵は自分自身であること。この考え方は生涯持ち続けたい。

“感謝と恩返し”

最後に、自分自身が人生を歩んでいく過程において最も大切にしたいことを記す。入学したてのブログにも書いた通り、私は、人生を必然の連続だと捉えている。だからこそ、今までの出会いや出来事は決して意味のないものではなく、一つひとつが価値のある物である。その様な一つ一つの出会いや出来事に感謝し、その恩返しのつもりで、今はサッカーを、数年後には仕事をすること。誰だって一人では生きることは出来ない、家族は勿論のこと、仲間や同僚の存在が見えない後押しをし続けてくれている。その大原則を忘れた時、サッカーをする本質的な意味も、仕事の意義も見失うことになるだろう。これからの人生、様々な困難もあると思うが、この精神をモットーに、力強く前に進み続けていきたい。

そして最後に、残り約二年。大学サッカーにおける、自分自身の逆襲を必ず見せる。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援、ご声援の程、宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
8月29日(土) 関東リーグ戦 第8節 vs明治大学
@RKUフットボールフィールド  15:00キックオフ

※無観客試合の為、ご観戦は出来かねます。

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