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「ソッカー部に残すもの」(八田和己)

2019.11.15

八田平素より大変お世話になっております。グラウンドマネージャーの隅谷雅治からバトンを受け取りました、総合政策学部4年の八田和己です。スミは僕がグラマネ部屋に行くと、いつも試合映像を振り返る等、ヘッドフォンを付けてパソコンに向かっています。声を掛けた時によく無視されたことはここで伝えておきます(笑)。紹介にもありましたが、今年から僕はリフォーム部門の班長も務めています。リフォーム出来た時の喜びや達成感は入部してみないと分からないものです。今からでも入部受け付けているので、入りたい方はぜひご連絡を。

前置きが少し長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
これまで毎年この時期の4年生のブログを読んでは感動していましたが、とうとう自分が書く時が来てしまいました。同期のブログも読みながら、何を書こうか非常に迷いましたが、最後のブログは、僕が今年どんな気持ちを持ってソッカー部と向き合ってきたのかを綴らせていただきたいと思います。拙い文章ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

僕は今年から副将としてチームをまとめる立場になり、日々「自分がこのチームに残せることは何か」自問自答する様になりました。
就任してから間もなくは、組織として改善するべき点が沢山あると感じており、一人ひとりの意見がもっと尊重される仕組みを作るべきではないか、とか、コミュニケーションを活性化する機会をもっと作るべきではないか、とか、そんなことばかり考えていました。副将になったからには、チーム全体を見渡し、チームを一つにしなければ、という思いが強過ぎて頭でっかちになっていたかも知れません。

ある時「もし“1年生の自分”が“4年生の自分”を見たら、どんな人であって欲しいんだろう」ということを考えてみました。僕が1年生の時の4年生(宮地元貴君の代)はとにかく大きく見えて、憧れの存在であり、目指すべき存在でした。練習ではバチバチと削り合い、練習後には欠かさず自主練習をし、試合は”本気”で慶應魂を前面に出して闘う。そんな4年生の姿を見て、当時Cチームにいた僕は「この人達がこれだけ練習しているんだったら、自分はもっと練習しないと追い付けないんだな」と素直に思いました。当時の4年生を見て、自分なりに大学でサッカーを続ける意味とか、慶應で闘う意味を見出せた様な気がします。

このことを思い出した時、これまで考えていた、組織のあり方がどうとか、戦術がどうとかよりも、自分が残せるものは他にもっとあるのではないかと思いました。
心の底から「上手くなりたい」「強くなりたい」という気持ちを持つこと。
慶應魂を背負った泥臭いプレーで、最後まで絶対に諦めずに闘うこと。
これこそ、”1年生の自分”が今一番見たい”4年生の自分“だと思いました。

僕が1年生の時の4年生が引退してから、結果から見ても分かる様に2部リーグに降格して、ソッカー部が弱くなっているのは確かです。しかしこの近年、どこか弱くなった原因を、組織のあり方に向けてみたり、監督のせいにしてみたり、そんな状態になっていることに疑問を感じていました。足りないのは自分達が強くなりたいという気持ちとか、練習に臨む姿勢とか…そういうものではないんだろうか…

その時、自分が残したいものがはっきり見えました。
僕が今年やるべき事は、
「普段の練習に全力で取り組み、試合では応援してくれる人が感動する位走る」
これに尽きると。
今年のリーグ開幕前のブログでも書いたことですが、アップでは全力でマーカーまで走り抜けるとか、走りのメニューでは絶対にフライングをしないとか(今では「フライング取り締まりおじさん」とか言われていますが…笑)、試合ではどんなにきつくても走り続けるとか。
こういった姿勢をプレーで伝え続けていくことが、自分に出来る最大限のことであり、このソッカー部に残すべきものであると思う様になりました。

この気持ちを持つ様になってからは、個人としても非常に成長出来たと思っています。これまでは試合に臨む時、「勝たなきゃいけない」「結果を残さないといけない」と思っていましたが、今は「結果は後から付いてくるものだから、自分は観に来てくれた人が感動する位泥臭く走ろう」と考える様になりました。この気持ちを持てるだけで、自分のするべきことが明確化され、“今“に集中出来る様になりました。これは自分の中では大きな成長と感じており、今後社会に出ても役に立つことを学んだと思っています。また、この気持ちに付随して、技術的な面から精神的な面まで今も尚まだまだ成長出来ている実感さえあり、最後の最後まで、個人としてもチームとしても、成長し続けたいと思っています。

だらだらと書きましたが、僕は今年、こんな想いを持ちながらソッカー部と向き合ってきたつもりです。後輩の皆が、僕から、そして今年の4年生から、「何か」を感じ取ってくれたらと思っています。そして感じたことを自分達なりに解釈し、ピッチで表現して、また後輩に受け継いでいってくれたらとても嬉しいです。

さて、明日は今シーズンで大一番のゲームです。
2018年シーズン関東リーグ閉会式では、表彰されているチームをただただ羨ましそうに眺めることしか出来ませんでした。これがとにかく悔しかったのを今でも鮮明に覚えています。それと同時に来年は必ず優勝して表彰されると決意しました。あの日以来、2019年シーズンの閉会式で慶應が優勝カップを掲げている姿を何度もイメージしてきました。
そして今、僕達は、このイメージを自分達の力で現実に出来る位置にいます。掴み取れるかどうかは本当に一人ひとりが自分の役割を全う出来るかに懸かっていると思います。
明日、試合に出る選手は勿論、ベンチメンバー、応援するメンバー、監督、コーチ、全員で一つになって勝利を掴み取りにいこう。
そして必ず皆でチャンピオーネを歌おう。

長くまとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログは、天然なのに、天然と認めない、生粋の天然マネージャー桑原美里です。バレない様にいつも笑顔で誤魔化そうとしていますが、誤魔化し切れていません。そして最近は野村にギリギリのいじりを受けていますが、どんなことがあってもめげないメンタルも持っています。そんな彼女はどんなブログを書くのか。ブログでも天然ぶりを発揮しそうで少し不安ですが…お楽しみに!

《NEXT GAME》
11月16日(土) 関東リーグ戦 第21節 vs拓殖大学
@中台運動公園陸上競技場 14:00キックオフ

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