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「本気のガッツポーズ」(佐々木龍)

2019.11.01

佐々木2平素より大変お世話になっております。
ニヤケ顔から繰り出す多彩な嫌味が武器、ソッカー部屈指の変わり者こと渡辺亘祐からバトンを受けました、総合政策学部4年の佐々木龍と申します。
亘祐のことは、2年次には毎週月曜日2人で筋トレしたり、TOPサブチームやフットサルセットで一緒にプレーしたりと接点が多く、卍マブダチ卍であり良きライバルだと勝手に思っています。人類史上最強のセーフティドライバーである亘祐パパにも日頃からお世話になってます。いつもありがとうございます。

この様な機会を頂いたからには、17年間のサッカー人生を締め括るブログとして思いの丈を目一杯綴ろうと思います。
大変長く拙い文章になりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

遂に4年ブログを書く日が来ました。大学入学が5分前のことの様に感じます。

…はははっ。皆さん、表情が硬いですよ。

本題に入る前に一つ、懺悔して置かなくてはならないことがあります。皆さんお気付きかと思いますが「早慶戦」についてです。私は今年の6月にもブログを担当し、「『有言実行』早慶戦に俺は出る!」(http://keio-soccer.com/official-blog/41730.html)を声高らかにリリースしました。しかし、結果は出場どころかベンチ外。「佐々木が出るなら」と会場に足を運んでくれた皆、遥々長崎から来てくれたお父さん、ごめん。ただただ力不足でした。
少しでも期待をして下さった先輩や後輩、両親、ブログを読んでいただいた皆さんにもこの場をお借りして謝罪したいと思います。申し訳ありませんでした。

では、気を取り直して本題に入りたいと思います。
私が人生で一番大切だと思っているものがあります。それはお金でも富でも名声でもありません。
p.s.私の様な整った顔立ち(小栗旬似)でもありません。

何よりも大切なもの、それは「本気のガッツポーズ」です。
ただのガッツポーズではありません。
体全体の血が登り、思わず雄叫びを上げてしまう、喜んでいる瞬間は最早意識がない。
気持ちが抑え切れず、スローフォワードしてしまう、そんなガッツポーズです。

ラグビー日本代表稲垣選手、笑ってもいいんですよ?

「本気のガッツポーズを何回出来るか、それにこの4年間こだわり抜いて下さい。」
フットサル部監督四戸さんからこの言葉を頂いて以来、本気のガッツポーズと愚直に向き合ってきました。
私はガッツポーズを、発酵させればさせる程、味も色も濃厚になる「味噌」の様なものだと思っています。大きな壁にぶつかればぶつかる程、もがき苦しめば苦しむ程、狂気に満ちた本気のガッツポーズになるはずです。
そう信じて疑わずボールを追いかけてきました。
p.s.アイドルもかなり追いかけました
p.s.推しメンです(https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/artist/03)
p.s.上村莉菜氏、千葉県出身の22歳
p.s.通称「千葉の妖精」
p.s.柏レイソルのファン
p.s.握手会ではいつもry

失礼、少し取り乱してしまった。
話を戻します。

本気のガッツポーズ、当たり前のことですが、「本気」なのです。
ガッツポーズを出す為に日々の練習を「本気」で取り組み、
ミスをした時には「本気」で落ち込む。
挫折をした時には「本気」でもがき苦しむ。

毎日の「本気」が一瞬の「本気」のガッツポーズ、最高の興奮を生み出す。
これが私の考える「本気のガッツポーズ」です。

さて、ガッツポーズ理論を偉そうに語った私ですが、4年間で何回本気のガッツポーズを繰り出したのでしょうか。

答えは4回、厳密にはたったの3回。
① 3年夏 フットサル全国大会決勝で得点した瞬間
② 3年秋 Iリーグ1部残留トーナメントで同点ゴールを決めた瞬間
③ 4年春 那覇空港でTOP昇格を告げられた瞬間(心の中で)
④ 4年秋 Iリーグ1部Aブロック最終節で決勝点を決めた瞬間(サムネイル画像)

4年間、週6日ボールを追いかけ続け、たったの4回。はるとのブログ(「意味とか、効率的とか、コスパだとか」中井晴斗http://keio-soccer.com/official-blog/42888.html )じゃないですけどコスパ悪過ぎません?

けれども、その貴重な4回は言葉に言い表せない程感情が高まり、震えました。クソ嬉しかった。
「本気で悩んだこと全てに意味があった」
そう思えた瞬間でした。

正直、4年間でサッカーが心の底から楽しかったのなんて合計で1ヶ月、あるかないかです。(原因は実力不足。)

辛かったソッカー部生活をあの名著風にお届けします。
*2日前にリリースされた啓太郎のブログ(http://keio-soccer.com/official-blog/43203.html 「ソッカー部員失格」 渡邉啓太郎)と完全に被りました。笑
リリース前からこの構成を考えていたのでパクリではないです。
大事なことなのでもう一度言います、パクリではないです。

『サッカー選手失格』著:佐々木龍

第1章:「苦悩の多い4年間を送ってきました。」
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C2(現在のD)→C1(現在のC)→B→C→B→A→Bと人事異動を経験してきましたが、自分のカテゴリーで試合に出ていたのなんて戸田チルドレン時代(2回目のC)のたった8試合。殆どの時間をメンバー外として過ごしてきました。(原因は実力不足。)

試合に出る為に良いプレーをしようとすると空回り、またメンバーから遠ざかる。メンバーから遠ざかり過ぎて過密日程でターンオーバーを敷くチームの構想にさえも漏れる。
「いるの見えてる?」
「マグネットないの?」
そうでなきゃ辻褄が合わない程に戦力として見なされていないことばかり。
(原因は実力不足)

一つ忘れられない経験を紹介させて下さい。
2年次に準優勝を果たした新人戦全国大会のエピソードです。

第2章:「ほかのひとは、試合に出ました。そうして、自分だけ出ませんでした。」
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1.2年生セレクトメンバー30人で挑んだ新人戦全国大会でチームは準優勝を果たした。自分以外の29人がローテーションで起用されピッチで輝いていた。
その中で唯一、自分だけは全く試合に出られない。本当に俺だけ。
俺だけは絶対に試合に出ないからウォーミングアップのリーダーを全試合やった。悔しさ、不甲斐なさ何とも言えない負の感情をチームに持ち込まないよう必死に役割を全うした。バカみたいに声を出す以外隠す方法が見当たらなかった。
そして、他の皆は超過密日程で疲労を抱える中、俺だけは全く疲労していなかった。本当に俺だけ。

第3章:「サッカー選手、失格。もはや、自分は、完全に、サッカー選手でなくなりました。」
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一応、準決勝だけメンバー入りしてロスタイムの2分だけ出場した。
そして当時新人戦監督を務めていた本田完さんからこんなことを言われた。
「リョウ、出られて良かったな!」
きっと悪気はなかったと思う、完さんはとてもお世話になったアツイ先輩、チーム全体と選手個人のどちらにも圧倒的熱量で向き合う素晴らしいグラウンドマネージャー。
それでもその時は死ぬ程ムカついた。
「誰がメンバー決めてんだよ。俺のこと初心者だと思ってんの?なら最初からメンバーに選ばないでくれ。」
今なら分かる、完さんは俺のピッチ外での役割に強く期待をしてくれたんだと。
でも、そんなのサッカー選手じゃない。
この経験は一人の「サッカー選手」として本当に辛かった。

(完)

こんな経験が4年間の殆どでした。

その中で何より辛いのが原因は単純に「実力不足」だと明確に分かっていること。
自身の無力さを感じ理想との距離に絶望する日々、前のブログでも書いたけど大学生のくせに泣いたりもしました。

でも、そこで諦めなくて本当に良かった。
「本気」で悩んで、もがき苦しんで良かった。

「俺はTOPに行く」
「灰色のTOP着とピチピチの公式戦ユニに袖を通す」
絶望する日々の中でこれらの根拠のない野望は何故かブレませんでした。
あのラグビー日本代表姫野選手のジャッカルにも屈しなかったでしょう。

稲垣選手、笑ってもいいんですよ?

野望を原動力に、その都度「これだ!」と思った課題(結局殆どは止める・蹴るだったけど)と向き合い練習後に特訓しました。必ず生きると信じて疑わなかったフットサルも全力投球しました。

勿論、「本気」で。

こんな4年間の中で迎えた、たった4回の「本気のガッツポーズ」の瞬間。
私は本当に単純です、
「本気で悩んだこと全てに意味があった」、そう強く思いました。
特に待望のTOP昇格を果たした時は、「もっと挫折してやっても良かったな」位に思いました。

愚直に「本気」で取り組み悩み続けることで生まれる
一瞬の「本気」のガッツポーズ。

四戸さん、大切なことを教えていただきありがとうございます。
生涯、「本気のガッツポーズ」です。

後輩の皆んな、
「本気のガッツポーズを何回出来るか」
皆んなにもこのミッションに本気で取り組んで欲しい。

本気でやった奴にしか分からない、そんな感情に出会えるはず。
だから日々の練習本気で取り組んで下さい。
本気でサッカーして下さい。

とても長くなりましたが、17年のサッカー人生を締め括るブログの最後に一つ、やりたいことがあります。
それは、あの「有言実行」です。

早慶戦では本当に惨めな思いをしました。
ブログで宣言したからには何が何でも出場しなくてはならない使命感から練習や試合ではとにかく体がガチガチでプレーは最悪。
メインゲートのグッズ販売に回った当日は「何でここにいるの?」と沢山言われました。

でもこのままでは終われない。
有言不実行男のまま人生を捧げたサッカーは終えられません。

9月にTOPからBに落ちたり衝撃的に思うようにプレーが出来ず今も苦しいトンネルの中にいる自覚があったりしますがこれを機に私は吹っ切れます。
もう時間がない。あと4試合しかない。

では、いきます。

「関東リーグに出場する」

これが私の最後の有言実行。
これを成し遂げサッカー人生最後の「本気のガッツポーズ」をしてみせたいと思います。

大変拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
次のブログを担当するのは、

「男勝りで何が悪い☆令和最初のスマイリー娘こと梶浦つばさでーーーす!」

というキャッチフレーズ(ガチ)でお馴染みのマネージャー、梶浦つばさです。
あのゴリラ系DF野村京平と対等にタックルをし合う強靭な肉体(ガチ)から繰り出されるスマイリーな文章に乞うご期待!

《NEXT GAME》
11月3日(日・祝) 関東リーグ戦 第19節 vs立教大学
@国士舘大学グラウンド 14:00キックオフ

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