「楽せず楽しむ」(松本雄太)
2019.09.26
平素よりお世話になっております。今回のブログを担当させていただく商学部2年の松本雄太と申します。今回は2年目にして初めてのブログということで、ソッカー部に入ろうと思った理由と今の思いについて書こうと思います。拙い文章ですが最後までお読みいただけると幸いです。
私が何故ソッカー部に入ろうと思ったかというと、本気のサッカーを楽しみたかったから、ただそれだけでした。高校時代、心の底からサッカーを楽しめていないと感じ、練習に行きたくないと思うこともありました。今思えば、評価を気にして顔色を伺いながら萎縮してプレーしていた気がします。大学では、サッカーを自由に思い切り楽しむことを望んでいました。
サークルも考えましたが、チャラチャラした大学生にはなりたくないと思いソッカー部に入ろうと決めました。絶対関東リーグに出てやるという熱意はそこまで無かったと思います。サッカーを楽しみたい、その一心でした。
ソッカー部に入部し、自分が求めていた環境はこれだとすぐに感じました。練習の強度は高くバチバチで、選手が皆主体性を持って練習を盛り上げ、真剣にサッカーを楽しんでいました。ミーティングでは全員がチームを良くしようと考え、活発な意見が飛び交っていました。朝、4時台の電車に乗って練習に向かう事も多く大変だと思う事もありましたが、自分が望んでいた環境で思い切りサッカーが出来る喜びが勝り、苦に感じませんでした。この先の4年間、思い切りサッカーを楽しめるとワクワクしていました。
しかし、入部した4月に全治半年の怪我をしました。そして半年後に復帰した時にはDチームの3番手になっていました。
何よりも楽しみにしていたサッカーを取り上げられ、練習している仲間の横でひたすらボトルに氷を入れ、ひたすら試合のビデオを撮っていました。サッカーが出来ない辛さ、チームメイトに追い抜かれていくのを黙って見ていることしか出来ない悔しさに苦しみました。同じ様な怪我をしてリハビリを一緒に頑張った仲間がいなければ、乗り越えられなかったと思います。
やっと復帰しDチームで練習を開始した時、自分とスタート地点が同じだった同期は、TOPチームのスタメンで活躍していました。嬉しい反面非常に悔しかったのを覚えています。
入部し怪我を経験し、サッカーを楽しめればいいと思っていた私の中に、いつの間にか絶対にやってやると火が灯っていました。
下のカテゴリーで試合に出て、サッカーを楽しめても、まだまだ上の舞台があります。サッカーを楽しめているからこそ誰にも負けたくない、妥協したくないと思うことが出来ました。全力で努力し上を目指す仲間に囲まれ、切磋琢磨することで、自分にも火が付いた気がします。
未だTOPチームからは遠く、まだまだ道のりは長いですが、努力し成長していくプロセスを楽しみながら関東リーグ出場を全力で目指していきます。
試合前、ベンチメンバー全員とハイタッチをしてピッチへ向かいます。Cチームのグラウンドマネージャーの関俊太朗君は必ず私に対して、「雄太!楽しんでこい!」と言って送り出してくれます。心の中を見透かされているのか、たまたま毎回同じことを言ってくれているのか分かりませんが、そのハイタッチがサッカーは楽しむものだということを毎回思い出させてくれます。今度、意図を聞いてみようと思います。
今、心からサッカーを楽しめていると感じています。チームの練習をして、自主練をして、自分の成長を実感出来て、非常に充実した毎日を過ごせていると思います。本当にソッカー部に入って良かったと思います。
この素晴らしい環境があることに感謝し、仲間と切磋琢磨し鎬を削り合いながら、楽をせずに、サッカーを楽しんでいこうと思います。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。これからもソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
9月29日(日) 関東リーグ戦 第14節 vs東京学芸大学
@日本体育大学グラウンド 14:00キックオフ