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「1ゴール1アシスト」(坂巻颯梧)

2019.08.05

坂巻平素より大変お世話になっております。総合政策学部1年の坂巻颯梧です。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

1ゴール1アシスト、これは入部してから今日までの私の結果です。皆様はこう思うでしょう。全然物足りない、全然得点に絡めてないじゃないか。とても言いにくいのですが、実は私のポジションはGKです。沢山の疑問が皆様の頭に浮かびましたよね。その通りです。この1ゴール1アシストは私が自陣のゴールに献上した得点です。入部してから2試合目、ゴール前でバックパスを受けた。相手からのプレッシャーもなく、来たボールを真っ直ぐにDFに蹴り返したつもりがボールは何故か自陣のゴールのサイドネットに吸い込まれてしまった。自分でも何が起こったのか分からなかった。沈黙が数秒続き、ふと気付いた時に相手が喜び始めた。それから数週間後、大雨の中で再び事件は起きた。味方にスローイングでパスを試みた瞬間、相手が狙っているのが見えた。このままではパスカットされてしまう。そう思い動作を止めた。無情にも気付けば手からボールが離れていき相手の足元に綺麗に収まった。頼む、そのシュート止めさせてくれ。そんな私の思いとは裏腹にボールはゴールに吸い込まれた。この1ゴール1アシストは今でもはっきりと脳裏に焼き付いており、その時の多治見さん(3年・グラウンドマネージャー)の顔をこれからも忘れることはないだろう。
サッカーを始めて14年。初めてサッカーを辞めようかと迷った。中学生の頃から憧れていたソッカー部、その頃に予想していた自分と現実の姿はかけ離れていた。下田からの帰り道、気付けば泣いていた。あまりにも不甲斐ない自分に腹が立ち、これからどうしようという気持ちに囚われた。落ち込んでいる私をよそにチームメート達は翌日からネタにして私をいじってきた。もちろん落ち込んでいたがそれと同時にとても悔しかった。みんなに頼られるGKになりたい。そして何としてでも彼らを見返したい。そう思う様になったと同時に多治見さんを自分のプレーで笑顔にし、喜ばせたいと強く感じた。

それからは毎日が新鮮で今日まで本当に一瞬だった。私は授業の関係で平日の4日間は全て6時半から始まる。次の日の練習の為に出来ることを全てしてきたつもりだ。アスリートは最低でも7時間半の睡眠が必要であると八木総監督による講演で言われてからは毎晩遅くても9時には就寝し次の日の練習に備えた。「水曜日のダウンタウン」と「金曜ロードショー」が観れなくなったのが唯一の悲しみだ。誰よりも上手くなる。そう自分に言い聞かせ毎日をサッカーに捧げた。日々上達していることが自分でも感じられ、より一層に練習に励んだ。その結果Iリーグにも出場出来る様になり自分がチームに貢献出来る機会が増えた。Iリーグ前期最終節、アウェーで筑波大学との試合だった。チームは序盤から主導権を握り決定機を作り続けた。後半の45分までには4点を決め、勝利は確実だった。審判が時計を確認している。無失点勝利を喜ぼうとしたその瞬間、相手のカウンターで自陣まて攻められ一瞬の隙を突かれPKを献上した。無失点での勝利を手中に収めかけていたチームは沈黙していた。相手のPK、それを止めるのはGKである自分しかいなかった。絶対に止める、そう信じ続けた。ゆっくりとした助走から相手がシュートを打った。私は駆け引きをし迷わず左に飛んだ。ボールは真っ直ぐ私の元へ飛んで来、止めることが出来た。チームメイトが喜び私の元へ駆け寄って来た。ベンチからの歓声もはっきりと聞こえた。そこで試合終了、4ー0で前期最終節を終えることが出来た。多治見さんを含めチーム全員と笑顔で喜んだ。私はこの時初めてチームへの貢献を感じ、日々の努力が少しだけ報われた様な気がした。

これはほんの通過点にしか過ぎず、これからも私は弛まない努力を続けていかなければならない。自分の目標はトップチームに昇格することではなく、トップチームの試合に出てチームを勝たせることだ。そしていつかこの1ゴール1アシスト、今度は相手にしたいと思う。

必ずチームを勝たせられる守護神になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ご支援ご声援の程宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
8月7日(水) 関東リーグ戦 第10節 vs国士舘大学
@国士舘大学グラウンド 18:00キックオフ

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