オフィシャルブログ

ソッカー部のためか、自分のためか(高松由佳子)

2018.10.15

こんにちは。風間からバトンを受け継ぎました、商学部4年マネージャーの高松由佳子です。
風間とは中学の時から10年来の付き合いであり、SFC出身者の希望の星として応援してきました。皆さんご存知だと思いますが、昨日の関東リーグでは遂にメンバー入りを成し遂げました。本当におめでとう。

さて、今までマネージャーとしてのオフィシャルブログはよく書いていましたが、遂に最初で最後の個人ブログを書く日が来てしまいました。今まであまり書くことができなかった、個人的な思いを綴ろうと思います。

部外の友達に、私が体育会のマネージャーをやっていると話すと、「人のためによくそんなに働けるね」とよく言われます。普段、「誰のため」だとかはあまり考えない私ですが、友達から不意にそう問われると、答えに考え込んでしまいます。数年前だったら、私は「自分のためにやってるよ」と答えていました。しかし、最近はその返事に困ることが多いです。その心境としては、4年間の活動が一口に自分のためだけだったと言うには申し訳ないほど、様々な人にこの部を支えてもらっていて成り立ったものであると感じているからです。今回のブログでは、そう思うようになった経緯を話したいと思います。

私は高校まではサッカーとは全く無縁の水泳漬けな生活を送っていました。一方で、中1から6年間、文化祭実行委員会で文化祭の運営をした経験から、大学でも何かを運営することに携わりたいと思っていました。そこでたどり着いたのが体育会マネージャーとして、早慶戦に携わるということでした。その中でもソッカー部の早慶戦は、定期戦でありリーグの運営下ではないことでマネージャーが運営に大きく関われることを知り、入部することを決めました。その時点では「自分の成長のために自分の手で何かを作り上げたい」という漠然とした理想を掲げていたように思います。

入部してからは年間を通して常に何かに追われ、それと同時に充実感溢れる毎日を送りました。マネージャーの仕事は本当に多岐にわたっていて、マネージャーの先輩方に手取り足取り教わりながら、試合の準備やOBの方々への対応などを学んでいきました。仕事面だけでなく、マネージャーとしての在り方や試合へのマネージャーなりの心構えなど、気持ちの面でも教わることはとても多かったです。また、関東リーグやIリーグのチーム付き、遠征などでは数々の忘れられない瞬間に立ち会うことができ、言葉では書ききれない程のチームスポーツの素晴らしさを身をもって経験することができました。選手の必死に戦う姿を見て勇気付けられることも多く、ひたむきに勝利に向かって走る様子には尊敬の気持ちが自然に生まれました。また、試合後に選手から「由佳子がいたからこの試合勝てると思っていたよ」と声をかけられた時があり、自分のサポートが認められたんだと実感して嬉しくなったこともありました。

そして、同期とは2年の冬のミーティングを経て皆の考えを知り、長い時間を一緒に過ごすにつれて絆も生まれたと思います。一緒に練習をすることもない立場が違う選手とマネージャーでは深くまで理解し合うことは難しいことでした。しかし、お互いのことを考え抜いた経験で信頼関係が深まり、私の中でこの同期のみんなを応援したいという気持ちが強まっていくのを身をもって感じていました。

また、OBの方々に対しては関東リーグの受付やOB総会などでお話する機会を通じて、現役への多大なるご支援と愛情をいただいていることを知りました。OBの方々と接することの多いマネージャーだからこそ得られた経験だと思います。また、社会人スタッフの方々と学生スタッフが部をより良くしようと夜遅くまで部にコミットしてくださっている姿もマネ部屋にいたからこそ、近くに感じることができました。

このようにソッカー部という組織の全容が分かり始め、様々な人が活動を支えてくださっていることを日々感じる中で、3年目の早慶戦の準備に取り掛かる頃に自分の心境に変化がありました。私がソッカー部に入って本当にやりたかったことは、この一戦に関わる人々がそれぞれのフィールドで輝く姿を、多くの人に知ってもらうことだ、と気付くことができたのです。つまり、私が信頼する選手たちが90分に命を懸けて戦う姿、そして出場する選手以外もそれぞれの仕事を全うし試合を作り上げる姿を、多くの人に伝えたいと考えるようになりました。その結果、ソッカー部のことをあまり知らない人に、心に残る1日だったと思っていただくこと。それを通して今後も慶應のサッカーを応援してもらうこと。このようにして、多くの人にソッカー部の物語を共有できたらと感じるようになりました。その為には、部内の人間だけでなく、一般学生、地域住民の方々も巻き込むことで早慶戦をより開かれたイベントにしていくことが重要だと思い、競技場外イベント「クラシコパーク」の開催に取り組まさせていただきました。

入部当初に思っていた「自分の成長のために自分の手で何かを作り上げたい」という気持ちに加え、「ソッカー部の未来のために多くの人に心に残る早慶戦を作りたい」という理想ができました。この気持ちを持って早慶戦の準備に死にものぐるいで取り組むことが、この部を支えてくださっている様々な人に対して私ができる恩返しであり、私自身にとっても心の糧になると感じました。

 

4年目の今年度の早慶戦は17872名の来場者数を記録することができました。その一人ひとりに心に残る早慶戦となっていればいいなと思っています。そして、来年度以降の早慶戦でもこの気持ちを受け継いでいってもらえればいいなと思っています。そして早慶戦が終わった今、部を支えてくださっている方への感謝をリーグ戦の会場や、普段の練習の際に多くの人に伝えられるよう、日々努力していきたいと思います。

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最後に、今までお世話になった方への感謝を改めて述べたいと思います。
マネージャーとして未熟であったにも関わらずご指導くださった、OB・OGの皆様。マネ部屋ではいつも優しく温かく見守ってくださり、組織とは何かを教えてくださった、織井さん、冨田さん、草太郎さん、かなさん、ちーさん、りささん、駒野さん。一緒にどんなことにも立ち向かって支え合った、同期の美沙子、真帆、松井。頼りない私たちに付いてきてくれたマネ部屋の後輩たち。何だかんだで私たちを気にかけてくれていて、信頼できる約40人の同期。6:30練に向かう暗い朝の道を一緒に歩いてくれたりと、いつも支えてくれた家族。

ソッカー部、そしてサッカーに出会えたことで毎日充実した大学生活を送ることができました。ソッカー部に関わる全ての皆さまに感謝したいと思います。

リーグ戦は残り6試合となりました。遠方での開催も多いですが、是非会場にてご声援をいただけますと嬉しいです。ワールド全開で拙い文章でしたが、ご高覧いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

私が次にブログを託すのは、リサーチとしてチームを支える河原です。彼の周りはいつも笑顔で溢れていて、いつも皆を温かく見守ってくれています。この4年ブログに対しては諦めずに取り組んでくれているはずなので、彼の渾身のブログにご期待下さい。

《NEXT GAME》
10月21日(日) 関東リーグ戦 第17節 vs関東学院大学
@青山学院大学グラウンド 14:00キックオフ

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