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ワールドカップ(依田興汰郎)

2018.05.21

依田平素は大変お世話になっております。今回部員ブログを担当することになりました総合政策学部1年の依田興汰郎と申します。まさかブログ担当の順番がこんなにも早く回って来るとは思ってもいませんでしたので、何を書こうか前日まで悩んでいました。どうかお手柔らかに最後まで読んでいただけると幸いです。

今回はワールドカップが近いということもあり、私が注目しているフランス代表の指導者の育成についてお話をしたいと思います。
フランス代表が選手・指導者の育成大国と呼ばれているのをご存知でしょうか?

フランスが育成大国と呼ばれるようになったきっかけは1960年にフランス連盟直属の監督としてジュニア(U-21)の代表監督を務めていたジョルジュ・ブローニュ氏の影響でした。当時としては育成するには早いと思われていましたが、彼は18歳くらいの若い世代からの育成が必要だと感じたことから研修合宿を組織したのです。その中で「選手育成が大切なのはもちろんだが、優れた選手を育成する為には優れた指導者が必要。優れた指導者を育成するには優れた指導者育成が必要。」と選手育成のカギは指導者育成であることを確信しました。そして彼は、当時強豪だった東欧先進諸国を熱心に訪問し、比較研究を行ったのです。

こうして彼は指導者育成の方法論を考案しました。フランスではプロクラブの監督になる為に必要なライセンスを習得するには1000時間の講習、実技実習、テスト、そして最終試験に合格しなければなりません。講習の内容には、教育学的知識、心理学的知識、行政知識等が含まれており、全てがハイレベルに求められています。更に選手育成のスペシャリストとなった人々が指導者の指導者となり、世界で唯一の指導者の育成専門集団「コール・ド・フォルマトゥール」を30年掛けて築き上げたのです。

このように、フランスは30年という時間を掛けて試行錯誤し、何より情熱を持って選手育成と指導者育成の両立したシステムを1990年に完成させました。そして1998年のワールドカップで見事優勝することが出来ました。そして今回フランス代表にはポール・ポグバ選手やアントワーヌ・グリーズマン選手等といったスター選手が数多く召集されています。是非ワールドカップを観戦する際は、日本だけに限らずフランスにも注目していただけると幸いです。

拙い文章でしたが最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご声援の程宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
5月30日(水) 関東リーグ戦 第7節 vs東京農業大学
@慶應義塾大学グラウンド 17:00キックオフ

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