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踏み出す勇気(齊木健将)

2018.04.14

齊木平素は大変お世話になっております。今回、部員ブログを担当することになりました経済学部3年の齊木健将と申します。今回は私のソッカー部入部の経緯について少しお話しさせていただきます。拙い文章になりますが最後まで読んでいただけると幸いです。

「一歩踏み出せよ」

この言葉は、2年前私の友人がこの部員ブログで綴った言葉であり、私がこの部活に入部するきっかけとなった言葉です。

大学に入った当時、私はサッカーを体育会でやるかサークルでやるかでかなり迷いましたが、結局サークルを選んでしまいました。私の中の体育会でサッカーをやりたいという気持ちよりも、ソッカー部でサッカーをやっていく自信の無さが勝ったのだと思っていました。しかし、依然として「本当にこのままでいいのか、でも今更遅すぎる」など半端な気持ちを抱えたまま日々を過ごしていました。

そんな時に私は先程の言葉に出会いました。「一歩踏み出せよ」。その言葉は特に誰かに向けたものではないと思いますが、当時の私に強く突き刺さりました。そして、その時気付きました。当時の自分はやってもないのに出来ないと決めつけて逃げていたこと。踏み出す勇気が無いだけなんだと。そして、このままじゃ絶対後悔すると思い、私はその友人にすぐ連絡を取り、ソッカー部に入りたい旨を伝えて何とか入部することが出来ました。他の部員より入る時期が遅いこと、サークルからいきなり厳しい環境に入ることに怖い気持ちが無かったと言えば嘘になります。

実際、入部した頃は自分の未熟さを痛感するばかりでした。また、サークルから体育会に入ったこともあって周りの目もかなり厳しかったです。しかし、ソッカー部でやっていくんだという気持ちは変わりませんでした。ソッカー部に入部し、全力で取り組むことで、他では出来ない様々な経験や時間を過ごすことが出来、それが自分の財産になっていくのを感じています。それはあの時、勇気を持って一歩踏み出すことが出来たからです。そして、そのきっかけを与えてくれた友人、あの時あの言葉に巡りあわせて下さった神様には感謝してもし切れません。

私は誰しも一歩踏み出す勇気は心の中に持っていると思います。でもそれを行動に移せるかどうかは自分次第です。一歩踏み出すことが出来れば自然と二歩目が出て三歩目、四歩目に繋がり見える景色が少しずつ変化していきます。私はそのことを身を持って感じましたし、それを楽しむことが私は大切だと考えています。

最後に、その友人に敬意を込めて彼のブログの一部を引用させていただきます。

『「私は部屋にいる。私は部屋の外に出たい。部屋の外に出るにはドアまでいかなければならない。今いる位置からドアまで進むには、ここからドアまでの距離の半分を通過しなくてはいけない。その半分を通過するには、半分の半分を通過しなくてはならない。半分の半分を通過するには、半分の半分の半分を通過しなくてはならない。これが永遠に繰り返されるのだ。だから私はこの部屋から出れない!」
さて、彼は本当に部屋から出られないのでしょうか。どのようにしたらドアに到達出来るでしょうか。
私ならゼノンさんに迷わず言います。「いや、一歩踏み出せよ」と。』(2016/5/31 山本研「一歩踏み出せよ」より)

《NEXT GAME》
4月29日(日) 関東リーグ戦 第3節 vs青山学院大学
@相模原ギオンスタジアム 11:30キックオフ

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