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初心に返る(廣畠拓弥)

2017.10.24

廣畠

平素は大変お世話になっております。
浅野高校が生んだフィジカルモンスター、「ジャンボ」こと池田豊史貴よりバトンを引き継ぎました経済学部4年の廣畠拓弥です。

既に多くの同期が感動的で熱い最後のブログを書く中、もう書くことが無いんじゃないかと思っていますが、18年間続けてきたサッカー生活が残り1ヶ月を切った今の気持ちを綴りたいと思います。文章を書くのは苦手ですが最後までお付き合い下さい。

「なぜ大学であえて体育会という厳しい環境でサッカーを続けているのか。」

これはソッカー部に所属する全員が一度は考えたことがあると思います。多くの人は「早慶戦に出たいから」、「関東リーグに出たいから」、「プロになりたいから」とそれぞれの目標を持って入部したと思います。

僕もそんな一人でした。小学生の時にサッカーをやっていたという理由だけで親に国立競技場に連れて行かれて見た早慶戦の熱い試合、会場の雰囲気を感じて、将来この舞台でサッカーがしたいと思ったことは今でも鮮明に覚えています。そして高校サッカーを引退した時、早慶戦に出たいという目標があったので体育会でサッカーをする決断をしました。

しかし現実はとても苦しいものでした。どんなに頑張っても評価されない苛立ち。次々と自分より遥かに上手い後輩が入ってくる焦燥感。ただでさえ自分の事でいっぱいいっぱいなのに学年が上がるに連れてチームの事を考えなければいけないこと。スタッフを出したからこそ求められる結果。引退が近付く焦り。この様な見えないプレッシャーを感じる中で目標は遠ざかっていき、いつの間にか義務感でサッカーをする自分がいました。こんな状態では上手くなれるはずもありません。目標に近付く訳がありません。しかし、自分自身で自分の可能性を潰していたことにやっと気が付いたのはラストシーズンが始まって数か月が経った頃でした。

ただこの時に同時に「自分が何で大学でまでサッカーを続けたのか」の本当の答えが分かりました。目標だとか何の為だとかそういうまどろっこしいのは抜きにして、根本にあったのは「サッカーが好きだ」ということです。

今更で当たり前過ぎると言う人もいると思いますが、僕はこのことを忘れていました。このことを気付くことが出来たのは一緒に戦ってきた同期、そして後輩のお陰だと思っています。みんながこんな頼りない僕を信じてくれたこと、慕ってくれたことでラストシーズンを充実させることが出来ています。前期負け続けていた状況からIリーグの残留が決まった時は本当に嬉しかった。本当にありがとう。

多くの人が順風満帆に自分の思い描いた通りの目標を達成出来ていないと思います。自分の目標と現実の差に悩み、何の為にサッカーをしているのか分からなくなることもあると思います。そんな時こそ初心に返って、サッカーが好きだという気持ちを思い出して欲しい。こういうチーム状況だからこそ全員で楽しもう。

長々と綴ってしまいましたが残り1ヶ月を切り、僕自身はまだ怪我から復帰出来ていません。全力でプレー出来る状態まで回復するのは難しそうですが、必ず復帰しこの状況も含めて最後まで楽しみたいと思います。

拙い文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は同期一のお坊ちゃん小川豊です。普段ポーカーフェイスの豊ですが、サッカーになると闘志溢れるプレーを魅せてくれます。きっと熱い気持ちを語ってくれるに違いありません。

《NEXT GAME》
10月28日(土) 関東リーグ戦 第19節 vs筑波大学
@味の素スタジアム西競技場 14:00キックオフ

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