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学生サッカーの最期(林谷泰尚)

2017.10.19

林谷

平素は大変お世話になっております。
中高大と10年間同期の安井迅郎からバトンを受け継ぎました、総合政策学部4年の林谷泰尚です。遂に彼と同期でなくなると思うと寂しい気がしなくもありません。

大学サッカーも残り僅かとなり、学生サッカーが終わりに近付いている今、やっと身に染みて感じる事が出来るようになった言葉があります。

「理想の大道を行き尽くして、途上にたおるる刹那に、わが過去を一瞥のうちに縮め得て始めて合点が行くのである。」(夏目漱石 こころ)

恥ずかしながら、自分で見つけた言葉ではありません。高校時代の恩師である林先生が常々仰っていた言葉で、難しい文章です。学生サッカーを終える今、何となく解釈を試みてみますが検討違いかもしれません、ご了承下さい。

夢、目標を目指して必死に努力し真っ直ぐ道を進む、それでも夢や目標は簡単には自分を受け入れてくれない、日本一を目指しても日本一になれるチームは全国で一つしかない。
それでも夢が叶わなかった時に自分の歩んで来た道を思い返し、後悔がない様にしよう。そう解釈し、これまでサッカーに取り組んできました。しかし引退まで残り1ヶ月程となった今、少し違った考え方をする様になりました。

誰しも後悔はしたくないものです、その為に努力します。しかし、夢が潰えた時、誰でも少なからずは後悔するものだと思います。
私は今までたくさんの後悔をしてきました。あの時こうしてれば、ああしてればなど数えればきりがありません。
この後悔を受け入れる事が出来るくらいに目標を目指した過程で大きな何かを得ることが出来れば、合点がいったと言えるのではないか、そう思うようになりました。
そしてその何かを得る事こそが理想の大道を進んだ者への成果だと思います。

高校3年の選手権予選で負け、引退が決まった瞬間、耐え切れない程の後悔と自責を感じました。しかし、それと同時に達成感を感じました。もちろん「負けたけど自分達は頑張った」という様なものではありません。負けて、後悔した高校サッカーでしたが、それと同時に得たものや培えたものは計り知れないからです。
夏の合宿中、「人相が変わるくらい走らせてやる」と言われたのも良い思い出と思えるくらい地獄も天国も味わいました。
そしてやっと少しの成長に繋げる事が出来ました。

さて、今の自分は大学サッカーを終えた時に、何を感じ、何を得る事が出来るでしょうか。

私は早慶戦に出場するという夢を叶える事が出来ず、今現在もBチームに所属し残留を目指しているチームに於いて直接試合に出て貢献する事も出来ていません。
それでも最近特に「何かを得たい、何かを感じたい」と強く思います。
引退が決まった瞬間に、早慶戦に出れなかった後悔など感じないくらい大きなものを得たい。
どんなものでも良い、自分が大学サッカーをやり切った証を自分の中に残したい。
その為に残りの学生サッカーを必死に取り組みたいと思います。

最後に
今年、慶應は必ず残留します。
このチームはその力を持っています。
4年全員で最高の締め括りにします。

最後までお読みいただきありがとうございます。
4年間サ行の発音の悪さを雑に弄られ続けながらもサッカーへの熱い想いを人一倍持っている内山航にバトンを託したいと思います。ご期待下さい。

《NEXT GAME》
10月22日(日) 関東リーグ戦 第18節 vs東洋大学
@東洋大学グラウンド 11:30キックオフ

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