オフィシャルブログ

この部活の有り難み(中島玲央)

2017.09.03

中島2
平素より大変お世話になっております。今回、初めて部員ブログを担当させていただきます、総合政策学部3年の中島玲央です。私は、「この部活の有り難み」について改めて考えてみたいと思います。
早いもので、大学生活も折り返し地点を過ぎ、3年生の夏が終わろうとしています。振り返ってみると、この部活に入った当初は、新鮮さやワクワク感というよりも、困難と不安で一杯だった気がします。サッカースタイルや戦術の違いから、規律や上下関係、雰囲気などピッチ外のことまで、高校生までの自分自身が経験してきた環境とは何から何まで正反対でした。

特にサッカー面で言えば、小学校4年生から高校3年生まで同じクラブで育った私には、基本的に中盤の底にアンカーを置いた4-1-4-1のフォーメーションを用いて、GKからショートパスを繋いで攻撃を組み立てる”ポゼッションフットボール”が染み付いていました。普段の練習では、パスやポゼッション練が9割を占め、対人やフィジカルトレーニングをメインとする練習をした記憶は殆ど無い程です。実際の試合においても、どんなに相手が近くに居てもゴールキックを繋ぎ、とにかくボールを大切にしながら、全員で徐々に相手陣地へと押し込んでいくという戦術を用いていました。

一方で、ソッカー部では、4-4-2を基軸とするハードワークによる守備に重きを置き、素早いカウンターからゴールに迫る”カウンターフットボール”を目指しています。日々の練習でも、体力面や守備面に特化したメニューが多く組み込まれています。その為、どうしても肉体的・精神的に苦しい、厳しい練習を積まなければなりません。特に最初は、自分自身中々このスタイルに慣れることが出来ず、戸惑いながらプレーすることも多々ありました。しかしながら、どちらのサッカーが良いとか、戦いやすいかは抜きにせよ、大学よりもまだまだ緩い環境で育ってきた私にとって、厳しい組織の中で慶應のサッカーの特徴を知りました。今は、それを日々の実践を通して積むことが出来るということは、確実に自分自身の未熟だった部分を成長させてくれていると実感しています。

これは、グラウンド外においても同じことが言えます。高校生までは遅刻やミスを犯した場合、謝れば済むことが殆どでしたが、ここソッカー部では、部則という細かなルールが存在し、守れなかった学生に対する処罰を、学生自体が話し合って取り決めます。そして、当事者個人を中心に信頼を取り戻す為の”取り返し”を行わなければなりません。入部当初は、「まず粗相って何?」とか「なんでこんな部則に従わなければならないのか」等の感情が勝り、理不尽だとか面倒と思っていました。しかし、社会に出たら当たり前の様に経験する事を、準備段階としてこの組織で学ぶことで人間的な成長に繋がっていると前向きに考えたら、捉え方次第で逆に有り難みすら覚えるかもしれません。
このように、部員各々、ここでの4年間で学ぶことは多いと思います。
将来、ソッカー部での経験が役立ったと思える様に、そして良い思い出だったなと後々振り返れる様な学生生活を、あと約1年半ですが、送りたいです。

《NEXT GAME》
9月16日(土) 関東リーグ戦 第12節 vs日本体育大学
@県立保土ヶ谷公園サッカー場 14:00キックオフ

記事一覧

月別アーカイブ