苦闘の末に(関東リーグ戦第7節)
2017.05.28
こんにちは。
気が付けば5月も終盤に差し掛かり、本格的な夏を迎えようとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。昨日はリーグ戦第7節の東洋大学との対戦が県立保土ヶ谷公園サッカー場にて行われました。一昨日まで降っていた雨も止み、見事な快晴の中での試合となりましたが、結果は1–3と明るいものではありませんでした。
前半、立ち上がりから主導権を握った本塾は積極的にゴールを狙いにいきます。11分、本塾は右サイドから持ち上がった手塚が近藤にパスをし、それを受けた近藤が右足を振り抜きますが、惜しくも相手に当たりゴールには至りません。その後のCKからのこぼれ球も小谷がシュートしますが、角度が合わずゴール左へ外れてしまいます。
(惜しくも左に逸れた小谷のシュート)
18分にも本塾はチャンスを作り出します。今季初スタメンの井出から渡辺夏、近藤と繋いだパスを最後に受けた落合が放ったシュートは、惜しくも相手DFに拾われ外に弾き出されてしまいます。
(落合がシュートを放つ瞬間)
相手に攻め込まれる場面もありましたが、今季初スタメンの中井を始めとするDF陣が体を張って得点を防ぎます。ボールを支配し続け、得点を狙い続ける本塾でしたが、決定機を作ることは出来ず、両者無失点のまま前半を折り返します。
後半開始、前半のように本塾が主導権を握るかと思われましたが、戦局は大きく変わります。48分に相手の優位な状態からクロスを上げられると、それをヘディングで合わせられ先制点を許してしまいます。息をつく間も無く49分、再び相手のシュートがゴールの右端に吸い込まれ、追加点を与えてしまいます。しかし、東洋大の猛攻はこれでは終わりません。56分、GK上田が相手を倒してしまい、献上したPKを決められ一気に点差を広げられてしまいます。前半から一転、劣勢に立たされた本塾は井出、小谷に代え松岡、渡辺恭2枚のカードを切り、戦力の活性化を試みます。
(関東リーグ初出場となる渡辺恭)
しばらく得点が動かない時間が続きますが、78分、渡辺夏が倒されたことで獲得したPKを近藤が決め、1点を返します。
(近藤の鮮やかなPK)
しかし、その後得点を奪うことは叶わず、2点差を埋められないまま試合は終了しました。
3試合振りに得点することが出来たものの、立て続けに奪われた3点の壁は高く、辛酸を舐める結果となってしまいました。しかし、前期もあと4試合と、私達に残された試合数は多くありません。この結果に引きずられること無く、今こそチームで一丸となって「関東リーグ優勝」に向けて本気で取り組み、残された試合に全力をぶつけていく所存です。遠方での試合が続きますが、是非会場に足をお運びいただき、温かいご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
文責 桑原美里
《NEXT GAME》
6月3日(土) 関東リーグ戦 第8節 vs流通経済大学
@栃木市立総合運動公園陸上競技場 11:30キックオフ