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終わり良ければすべて良し(田村純矢)

2016.11.07

田村平素より大変お世話になっております。
文学部4年グラウンドマネージャーの田村純矢です。

この題名は、3年前に同じ4年ブログリレーで当時グラウンドマネージャーであった兄が書いたブログの題名であり、先輩方が残してくれたものです。2年前ぐらいから最後のブログリレーはこの題名にしようと考え、その時は兄が書いたブログをそっくりそのまま書こうと考えていましたが、そういう訳にはいかないので、今の自分の気持ちを綴らせていただきます。長い文章になりましたが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

引退を目の前にしている自分たちが何を残せるのか。
3年前、チームは最悪の状況でした。関東リーグ前期開幕4連敗、後期開幕5連敗。降格が現実味を帯び、来年は2部か、と思った部員は多かったと思います。あの時の苦しい日々、当時の4年生が日本一から1部残留という目標に切り替えた時のあの雰囲気、悔しい表情は今でも覚えています。しかし、そのような状況でも4年生は決して下を向く事はありませんでした。どんなに辛い状況でも、チームの事を最優先に考え、同期を支え、仲間を信じ、後輩を鼓舞し、前を向き、決して諦める事なくチームの為に自分たちに出来る事を取り組み続けていました。チームが一丸になる事の大切さ、誰かの為に行動する事、プライドを捨ててまで真剣にぶつかっていく姿。その背中こそ、自分たちに残してくれたものです。そして、残留の瞬間のあの喜びが引き継がれ、今の自分たちの土台となり、関東リーグ1部という舞台で4年間戦い続ける事が出来ました。

3年前に残留を成し遂げた事は本当に奇跡という言葉でしか表せません。しかし、その奇跡の裏には、4年生のたくさんの苦労や努力、涙、そして想いがありました。
一人一人が練習を引っ張る事はもちろん、ピッチ外でも自分を犠牲にしてまでチームの為に、仲間の為に尽くす姿がありました。私の兄もそうです。自分はその姿を常に近くで見て来ました。サッカーを辞めてコーチになると聞いた時は全く理解出来ず、大学でまた一緒にサッカーをする事を夢見て慶應を受験すると決めた事もあり、小さい頃からずっと一緒にサッカーをして来た兄が、大好きなサッカーを辞めると言い出した際には怒りすら覚えました。しかし、ソッカー部に入部して初めて気づきました。チームや同期のために尽くし、皆から慕われる兄の姿を見て、その素晴らしい選択が納得出来ました。そして、同じように自分が大好きなサッカーを辞めてグラマネになる決断が出来た事は、間違いなくその姿があったからです。

あの時の4年生の姿があったからこそ、今の自分たちがあります。自分も素晴らしい選択をしたと思えるようには、同期全員でやり切ったと胸を張って言えるようになるには、まだまだやる事があります。
「終わり良ければ全て良し」
どんなに辛い道のりであっても、最後に残留という最高の結果を残してくれました。自分たち後輩からすれば終わりだけではなく、1年通してたくさんのものを学ばさせてもらいました。あの時の喜びや悔しさ、笑顔や涙こそ私たちが次の代へ残していくものです。

今、自分たちは後輩に何を伝える事が出来ているのか。後輩に残せるものはいくらでもあります。とにかくそれぞれが出来る事を考え、それを全うする姿こそ、後輩たちへ残すものです。

3年前のように、自分たちは関東リーグ優勝からインカレ出場へ目標を変えました。シーズン初めに4年全員で必ず成し遂げようと決めた目標を叶えられなかった事は、非常に悔しく、不甲斐ない思いで一杯です。残留、インカレ出場を達成するだけでは、何の意味もありません。その過程で後輩に何を伝え、何を感じさせ、何を残す事が出来るのか。そのために、3年前の先輩たち、今までの先輩たちと同じように、どんな状況でも下を向く事なく、チームの為に走り切るだけです。

残り僅かとなりましたが、とにかく最後まで前を向いて走り続ける4年の姿を見守っていただけると幸いです。「終わり良ければ全て良し」この言葉に加えて、引退までの道のり全て含めて意味のあるものにして、みんなで笑って最後を迎えられるように、残りの日々を全力でやり切りたいと思います。

そしてもう一つ。
日本一になれるチャンスがまだ残されています。
3年前の先輩が果たせなかった夢、自分たちに託された夢があります。謙虚に闘わなければ自分たちは勝てないのは分かっています。ただ、大学サッカーで誰もが夢見るこの目標を、4年が本気になって、関東リーグ優勝を達成出来なかった悔しさをぶつけ、ソッカー部みんなで最後まで目指し続けます。

だらだらと書いてしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
OBの方を始め、ソッカー部を応援し、支えてくださっている全ての方々のお力があり、自分たちは今まで伸び伸びと部活動に励む事が出来ました。今後とも後輩たちが作り上げて行くソッカー部を、そして何より今シーズン全部員が走り切るまで、引き続き温かいご支援の程、宜しくお願いいたします。

最終節、全員で勝利を掴み取り、必ずインカレ出場を決めます。

《NEXT GAME》
11/12(土) 関東リーグ戦 最終節 vs桐蔭横浜大学
15:00@慶應義塾大学グラウンド

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