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今この瞬間が楽しくてしょうがない。(藤川裕章)

2016.11.06

藤川裕2こんにちは、4年の藤川裕章です。ブログリレーも終盤に差し掛かり、話のネタが他と被るんじゃないかと少し不安ではありましたが、案の定少し被ってしまうかもしれません。ただ、書くことは実は去年ぐらいから決まっていて、僕の大好きなサッカー、同期について書こうと思います。

いきなり同期の話に入るのも少し恥ずかしいので、その前に少し自分とサッカーの話をさせてください。
僕はサッカーを4歳の時から始めました。兄がサッカーをしている姿を横目に球を蹴り始めたのがきっかけでした。そこからサッカーは僕に何もかも教えてきてくれました。友達の作り方、仲間の大切さ、コミュニケーションの取り方、言語の壁の破り方さえも。ちなみに初めて悔し泣きしたのもサッカーで、初めて嬉し泣きしたのもサッカーでした。多分藤川裕章という人間のどこをとっても、サッカーがこびりついてくるでしょう。

最早愛してやまないそんなサッカーを、本当に嫌になったことが3回あります。それは高校の時に1度と、大学の時に2度です。全て怪我が原因です。高校2年生の夏に膝の前十字靭帯を断裂してから身体がおかしくなったのか、それまで全く怪我してこなかったにも関わらず、再断裂を繰り返してきました。この怪我はそれはそれは悪夢のようなもので、足が千切れたような激痛と共に、毎回車椅子から始まる1年間のリハビリがおまけに付いてきます。怪我の話を長々とは書きたくはないので、とりあえず死ぬほど辛かったとだけここに書いておきます。そんな怪我を大学1年の秋に(2回目)、そして復帰1週間前の大学2年の夏に受傷したわけです。さすがに2度目の受傷時には、さすがに3回目はサッカーをやめようと心に決めました。しかし、いざ3回目の膝の怪我をしてもこの部活に戻っていました。他でサッカーを続けることを何度も考えましたが、それでは全然自分を納得させられなかったのです。どうしても同期と大好きなサッカーがしたかったのです。同じように怪我に苦しむ選手、1日のほとんどをサッカーに充てる選手、同じ学校から同じ志で入部した選手、野心をひたすら燃やす選手、1年生の頃から憧れの舞台でチームの為に戦い続ける選手、己の信念をいかなる時でも貫く選手、向上心を持ってひたすら筋トレをする選手、ひたすら優しい選手、自分の大切なサッカーをやめてまで自分達の為に頑張ってくれる選手。僕の代には頼もしくて、強くて、いいやつらが沢山いたのです。そんなチームメイトから「頑張ろう」、「またサッカーやろう」、「待ってるぞ」なんて言葉をかけられ心底嬉しかったです。もしかしたら何気ない一言だったかもしれませんが、自分にとってそれらの言葉は積もり積もってもう一度頑張る原動力となりました。

正直なところサッカーを続ける大きな決断をしたのはいいものの、約1年間のリハビリは長く、3回目とあって余計に長く感じていました。しかし、グランドで切磋琢磨し合う同期の姿、関東リーグで戦う同期の姿を見る度に、負けてられないという悔しさを覚えながら、何度も勇気をもらいました。皆に支えられて、引っ張ってもらってようやく大学3年の夏に復帰を果たし、今日まで怪我で離脱することなくサッカーができています。

今も彼らに支えられていることには変わりません。というのも、僕は怪我してから毎日サッカーするのが怖いのです。サッカーが好きで好きでたまらないのですが、怪我したら一気に1年間もっていかれる爆弾のような膝を抱えながらプレーをするのが怖くて仕方がないです。今日が最後かもしれない、そんな風に思うのもいつものことです。雨が降ってピッチが濡れていたり、膝の調子が悪かったり、救急車の音が聞こえるだけでも実は今日怪我してしまうのではないかと怖がる自分がいます。しかし、グラウンドに行きトップチームの練習を見、同じチームの4年生が頑張る姿を見るといつの間にかそんな不安はどこかにいってしまいます。

最後の膝の怪我以降、1年以上続けてサッカーができているのは6年振りくらいでしょうか。今年はCチームのキャプテンを任され、Iリーグデビューを果たすことができ、更にはほとんどの試合に出ることが出来ました。結果として、チームとして目指していたチャンピオンシップには行けなかったものの、Cチーム初となる1部昇格を達成しました。僕にとってこの1年は4年間を締めくくる最高のものとなりました。これも全て今まで支えてくれた同期、ついてきてくれた後輩、そして治療を施してくださった社会人トレーナーの三浦さんのおかげだと思っています。

だから僕は今この瞬間が楽しくて仕方がないんです。大好きな仲間と大好きなサッカーを出来ることが。だから、少しでも長くこの仲間とサッカーがしたいというのが今の自分の願いです。あと残り1節、自力でインカレに出場するということは非常に難しくなってしまいましたが、僕は最後まで自チームの練習には手を抜かず、学生トレーナーとして出来る限りのサポートをします。自分が今まで支えてきてもらってきたから、最後まで自分なりに支えたいと思います。来週で終わらないように、そして終わらせないように。

今までの僕がどのように後輩の目に映ってきたかは分かりませんが、後輩に伝えることがあるとすれば、とんでもなく高い壁にぶつかった時は、とりあえず打ちひしがれずに、「なんとかなる」と歯を食いしばって努力を続けてみることです。それでも越えられない壁の時は、一回休んで周りを見渡してみてください。視野が狭くなっているだけで、周りには頑張ってる人が沢山います。その人達に弱音を吐きつつ、少しの勇気をもらいつつもう一度だけ頑張ってみてください。多分なんとかなるはずです。
とりあえずあと残り少し、みんなで頑張ろう。

《NEXT GAME》
11/12(土) 関東リーグ戦 第22節 vs桐蔭横浜大学
場所時間未定

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