オフィシャルブログ

ずっと僕の相棒(溝渕雄志)

2016.11.01

溝渕2
毎年恒例の4年生ブログリレー。
最高の同期に向けても、可愛い後輩たちに向けても僕から伝えたいことは山ほどありますが、その多くは皆が書き綴ってくれているので、僕はここでは書きません。
私のソッカー部員として書く最後のブログは、大好きな相棒、望月大知について書くことにします。
そして、これは僕の決意でもあります。お時間の許す限りお読みいただければと思います。

 

大知はずっと僕の相棒です。

大知と僕は1年次の第2節、早稲田大学戦で共に関東リーグデビューを果たしました。その年の早慶定期戦にも共にスタメン出場しました。前期開幕4連敗、後期開幕5連敗と苦しい残留争いの中、最後の最後までディフェンスラインで共に闘いました。それからというもの、僕の大学サッカーは常に大知と共にありました。シーズンの終盤に自分たちの未熟さを痛感してからは筋力トレーニングを始め、トレーニングの時間を合わせては一緒に鍛えてきました。2年次にはチームで徹底されたカウンターサッカーを展開する上での一翼を担い、5月には二人揃って全日本大学選抜候補にも選出されました。3年次の前期には僕が酷いスランプに陥りました。中々抜け出せない僕を見て、冷静にアドバイスをくれるのはいつも大知でした。後期にはスランプを脱して伸び伸びとしたプレーが出来、どんどん結果が出るようになりましたが、あれも大知のお陰です。それは4年生となった今シーズンの前期も同様でした。開幕から期待に応えられないプレーを続ける僕を見て、「後ろを気にし過ぎ。後ろはいいからもっと高い位置にいけ」と一言、背中を押してくれたのは大知です。同時期に同じ個人トレーニングに通い始め、共に食事制限に取り組んできました。試合前にはルーティーンと言っては一緒に買い物に行き、オフにはチートとして美味いハンバーガーを探して食べに行きました。試合開始前の円陣の時、最後にハイタッチをするのはいつも大知でした。僕の大学サッカーは大知と共にありました。

サッカー外、ミーティングや仕事面でも大知の影響は大きかったです。入学当初、サッカー漬けの高校生活を過ごしてきた僕にとって、自分以上に努力しない人間にああだこうだ言われる筋合いは無いという態度は自然なものでした。理解し難い規則には反発し、勝手に守らないこともありました。その僕に対して個人的に注意をしてくれたのは大知です。優しくて、いつも僕の考えに頷いてくれる大知だからこそ、自分よりストイックな一面があると僕が認めていた大知だからこそ、大知が言った注意は素直に、時々態度は素直ではない時もありましたが、心で受け入れることが出来ました。大知がいなかったらここまで(今でも少し怪しいかもしれませんが..)ソッカー部の一員として多くを学び、成長出来ていなかったように思います。僕の大学サッカーは大知と共にあったのです。

サッカーにおいても、サッカー以外においても、大知がいたから僕は成長出来ました。

s__14197170

 

 

 

 

 

 

 

 

s__14197171

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、大知は先日のリーグ戦(国士舘大学戦)で大怪我を負い、今シーズン中に復帰することが絶望的となってしまいました。その悲報を本人から電話で聞いたときには頭が真っ白になり、思わず電話を切ってしまいました。それ程動揺しました。なぜ、大知なのかと。なぜ1年の頃から一緒に頑張ってきた大知なのか。なぜ共に必死にプロを目指していた大知なのか。なぜ人一倍努力していた大知なのか。なぜ大知なのかと。表では怪我をいじっていましたが、それはただ悲しく受け入れ難かったからです。明治戦も法政戦も、大知の5番のユニホームを下に着て出場するなんてことは出来ませんでした。このチームの誰よりも大知がサッカーを出来ないことが悲しかったからです。僕の中で、大知の代わりは誰にも務まりません。

それでも大知は「まだ皆とサッカーしたいからインカレに連れて行ってくれ」と言いました。今、僕は腰の状態が悪く、思うようにプレー出来ていませんが、必ずチームに戻ります。大知が連れて行ってくれと頼んだら、何が何でもインカレに行きます。勿論、この想いは僕だけではないはずです。同期、後輩、皆が大知の想いを背負って闘います。だから、まずは必ずインカレに行きます。インカレに連れていきます。それが僕に課された使命です。

 

そして最後に、決意を書かせて頂きます。

 

僕はサッカー選手である限り、大知の分までピッチで闘い続けます。綺麗事ではありません。本気です。
どんなスランプに陥ろうと、どんな怪我に悩まされようと、残りの大学サッカー、そしてプロの世界に行ってからも、弱音など吐くこと無く走り続けます。怪我の後、大知は自分の辛さを押し殺して、すぐにチームのサポートを始めてくれました。僕が大知の立場ならグランドにも行きたくなかったと思います。そんな大知に、僕が生半可な覚悟でサッカーをやっていては合わせる顔がありません。サッカーを続けられる権利がある以上、誰よりも闘い続ける義務があると、僕は思っています。これを読んで大知はそんなことないと言うかもしれませんが、これは自分で自分に課す義務です。プロ選手になる以上、そこに立ちたくても立てなかった人の分まで闘う使命があります。それが相棒なら尚更です。
そして現役を引退する最後のときに、胸を張って「大知のお陰でここまで闘って来られた」と言えるように。それが僕の決意です。

 

大知はずっと僕の相棒です。

 

本当はもっとスマートでまとまった文章を書くつもりでしたが、酷く感情的になってしまいました。読みにくい点が多々あったと思いますが、最後まで読んでいただいたことに感謝致します。ありがとうございました。

《NEXT GAME》
11/5(土) 関東リーグ戦 第21節 vs筑波大学
@フクダ電子アリーナ 14:00キックオフ

記事一覧

月別アーカイブ