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自問自答の日々(岡端拓也)

2016.07.27

岡端2
こんにちは。慶應義塾体育会ソッカー部4年、リサーチの岡端拓也です。

部員ブログを書く、これは部員にとってはなかなかのプレッシャーで、何を書けばいいのか良く分からないなといつも思うのですが、今回は私の「自問自答」について書きたいと思います。

拙い文章になるとは思いますが、最後までお付き合いいただけたらなと思います。

「何の為にサッカーをしているのか」
この問いは長くサッカーを続けている人であれば一度は考える問いだと思います。特に役職決めのミーティングがあるソッカー部では、この問いに悩んだ部員も多くいると思います。

私の今の答えは、「ソッカー部のみんなで喜びを共有したいから」です。

私は、全国の強豪校から実力者が集まる体育会の中で自分がどこまでやれるのか試してみたい、FC町田ゼルビアにプロサッカー選手として戻りたいという気持ちを抱きながらソッカー部に入部しました。しかし、現実はかなり厳しく、最初は一番下のチームからのスタートでしたし、当時の指導者からはソッカー部を辞めて他のことをした方が岡端の為になると言われ、毎日のように退部を勧められていました。そのような環境にいたこともあり、私はとにかく自分が上に行くことしか考えていませんでした。チームプレーはどうでも良くて、自分が目立つプレーばかり意識してサッカーをしていました。しかし、そのような私を変化させるきっかけがありました。それはリサーチです。

リサーチとはチームの戦術分析の役職であり、非常に多くの時間を費やす必要があります。当時の私にとって、リサーチは自分の目標への妨げにしかならないと考えていました。しかし、そんな私の考え方を変えてくれたのは同期でした。岡端に任せたい、岡端の為にもなる、一人一人が自分の言葉で私に気持ちを伝えてくれました。その結果、同期の為にリサーチをやろうと思いました。リサーチの仕事は思ったよりも大変で、時に引き受けたことを後悔したこともありましたが、松本(4年・慶應義塾NY学院)、冨田(4年・桐蔭学園高)(後に田村(4年・桐光学園高))と一緒に分析作業をする時間はとても楽しくて、笑いが絶えませんでした。なにより、このリサーチという役職からチームの為に努力することのやり甲斐を学ぶことが出来ました。

リサーチという役職を経て、自分の為だけにやっていたサッカーが誰かの為のサッカー、チームの為のサッカーに変わっていきました。自分が目立つプレーは必ずしも必要はない、チームが勝つ為に自分の役割を認識して、その役割を果たすことが一番だと考えるようになってから、サッカーをすることが以前にも増して楽しくなりました。その結果、自分の為だけにプレーしいていた時には達成出来なかったAチーム昇格を4年目にして初めて果たすことが出来ました。私はこのことから、自分の為でなく、チームや誰かの為にプレーをすることが結果的に自分の為になる、ということを学びました。

「自分の15年間のサッカー人生で一番喜びを感じたのはいつか」
リサーチをやっていなければ私はAチーム昇格を果たした時だと答えていたと思います。しかし、今思い浮かぶ瞬間はその瞬間ではありませんでした。私が喜びを感じた瞬間は、昨年一緒にリサーチをやっていた米井君と新井君(H27年卒)がインカレメンバーに選ばれてものすごく喜んでいた瞬間や、昨年のBC早慶戦をチーム一丸で勝利した瞬間でした。この事実は私にとっては驚きでした。私は自分の為ではなく、誰かの為、チームの為に自分が力になれた時に喜びを感じられる人間なのだと気が付いたのです。

20世紀に心理学者マズローが唱えた人間の欲求5段階説によると、「人間の欲求は低位の欲求が満たされると、より高位な欲求に移っていく」そうです。この説だと最高位の欲求が自己承認欲求なのですが、私は自己承認欲求よりも高位の欲求が存在すると思います。それは奉仕の欲求です。自分の為ではなく誰かの為に努力することこそ人間の一番の欲求なのではないかと考えています。

このように書くと、自分の目標や自分自身の活躍はどうでもいいのかと思われてしまうかもしれませんが、全くそんなことはありません。偉そうなことを言ったって自己承認欲求があります。私の一番の喜びは「誰かの為に努力すること」ですが、私の最大の目標はAチームに昇格して関東リーグに出ることです。4年生として、体育会生として、選手としてその目標を最後まで目指します。

残されている時間はあまり多くはありませんが、今までサッカーを通じて私に関わって下さった方々に少しでも恩返しが出来るように、そして「ソッカー部のみんなで喜びを共有」出来るように、これからも取り組んでいきたいと考えています。

今後とも慶應義塾体育会ソッカー部を宜しくお願い致します。
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この写真はリサーチミーティングの時に同期が書いてくれたメッセージです。辛い時にこれを見て元気をもらっていました。

《NEXT GAME》
未定

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