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AEDの重要性について(藤本賢介)

2015.04.21

藤本
初めまして、今回ブログを担当させていただきます経済学部2年の藤本賢介と申します。新学期が始まって2週間ほどが経ち、下田グラウンドの周りで綺麗に咲いていた満開の桜も散り暖かくなって参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は入部した時期が同期の皆の中で遅い方で、去年の今頃はまだこの部活で活動していなかったのですが、内部生ということもあり下田グラウンドでサッカーをするのは4年目になります。初めてこのグラウンドを訪れた時も桜が咲く時期だったので、下田の桜には少し思い入れがあります。

先日から続々と1年生が入部して参りまして、先輩という立場になりました。毎年1年が経つのが早く感じるので、今年は去年よりも公私ともに充実した一年にできるよう努力していきたいと思います。
また部としては関東リーグ戦第4節を終えて2勝2分と、最高とまでは言えないまでも良い戦績を残しています。今シーズンの目標である関東制覇を成し遂げるために全員が一丸となって闘っていきます。

今回私はこのブログでAED(自動対外式除細動器)の重要性についてお話したいと思います。
始まりの季節である春にはあまり相応しい話題ではないのですが、数少ないブログを書く機会を使って皆さまに共有させていただきたいと思います。

私は去年親しい友人の死を経験しました。

彼とは高校の最後の2年間をクラスメートとして過ごし、また地元も近かったため思い出が数え切れないほどあり、仲の良い友達の一人でした。彼は大学から新しいスポーツを始め、真剣に取り組んでいました。誰よりも自主練をしていました。そして何より才能があったので将来を期待される存在でした。
彼の死を友達から伝え聞いた時は信じられない気持ちでいっぱいで、あまりに突然のことだったので実感が湧きませんでした。実は彼は去年の夏、練習中に倒れてしまったのですが、その後入院している時にお見舞いに行った時も元気でした。彼が手術をする10日ほど前に一時退院している彼と会い、数人の友人と共にご飯を食べにいった時も、衰弱した様子はなく冗談を言い笑顔を見せていました。そのため手術をしていつもの満面の笑顔で戻ってきてくれるんだと思っていました。しかし彼は帰ってきませんでした。手術の最中にアクシデントが起こり昏睡状態に入ったまま彼は目を覚ますことなく19年というあまりに短すぎる生涯を終えました。

彼が入院したきっかけは去年の夏、練習中に心停止で急に倒れたことでした。近くにいたチームメートがAEDを使用し彼を助けたそうです。ソッカー部では先日、フクダ電子株式会社様からAEDを寄贈していただきました。同日、AEDの使用や必要性に関する講習会も開いていただき、その際AEDの使用が1分遅れると生存率が10%低下するという事実を学び、その事実に驚愕しました。もしあの時彼の近くにAEDが存在しなかったら、勇敢なチームメイトがいなかったら、彼の命はその時に奪われていたかもしれません。AEDが彼の命を救い、もう一度私に会わせてくれた、話す時間を与えてくれた。そう考えるとAEDの存在に感謝しきれません。葬式の際彼のお母さんと話す機会があったのですが、高校まで彼が部活しかしてこなかったため親子2人できちんと話をする時間の余裕がなかったので、彼が入院してからの時間は神様が彼と過ごすために与えてくれた時間なんだ、と仰いました。

私のようにAEDの重要性を身近に感じる人は限られているかもしれませんが、このブログを読んでいただいている皆さんにはこれを良いきっかけとして、周囲に今一度AEDの必要性を訴えていただきたいです。突然の心停止は人間なら誰しもに起こり得るもので、それは街を歩いている他人かもしれませんし自分にとって大切な人々に起こるかもしれません、また自分自身かもしれません。どの命をとっても一人の人間が勇気を振り絞ることで救うことができるはずです。そしてその一人には皆さんがなることができます、いえ、ならなければなりません。

下田グラウンドには合宿所にAEDが設置されています。全員が万が一の時に行動できる勇気を持つことが大切だと思います。

拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
今度ともソッカー部への温かいご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。

≪NEXT GAME≫
関東リーグ戦 第5節 vs専修大学
4月25日(土) 13:50kickoff @味の素フィールド西が丘

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