オフィシャルブログ
「声が通らないピッチ」(洪潤太)
2022.06.28
平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました、法学部政治学科1年の洪潤太と申します。初めてブログを書くということで、拙い文章ではありますが、最後までお読みいただけますと幸いです。
「埼スタのピッチをイメージしろ」
この言葉は自分が浦和レッズジュニアユースに所属していた頃、当時のGKコーチがトレーニング中によく掛けてくれた言葉だ。そんな臆したプレーではサポーターは熱くならないし、応援もしてくれない。そんな小さな声では味方と意思疎通を取れないし、ゴールも守れない。そのような意図だったと思う。
埼玉スタジアムには日本一熱いサポーターが集まり、最高の後押しをピッチに立つ選手たちにしてくれる。自分自身も何度も埼玉スタジアムに足を運び、その凄さを体感した。中でも6万人近いサポーターが集まったACL決勝のコレオグラフィーやチャントには圧倒された。そこでプレーするのが憧れだったし、目標だった。しかし何も結果は残せず、ユースにも昇格できなかった。ユース時代には、昇格できなかった悔しさと上手くなりたい一心で、がむしゃらにサッカーに打ち込んでいたし、毎日のようにボールを蹴っていたが、ジュニアユース時代に持っていた気持ちはいつの間にか忘れていた。
そのような中、あの頃の気持ちをもう一度奮い立たせることがあった。大学に入り、藤川GKコーチが「大歓声の中でプレーすることをイメージしろ」とジュニアユースの時によく聞いていた言葉と似たことをおっしゃったことだ。この大歓声とは早慶戦を指している。藤川GKコーチも実際に出場しており、そこで体感した話をしてくださったのだ。早慶戦では、コーチングは味方に伝わらないため、日頃からどうゴールを守るのか、どう勝つのか、コミュニケーションを取り、味方と頭の中をすり合わせろというお話だった。コロナ禍以前はJリーグ平均観客動員数にも劣らない観客がスタジアムに足を運び、両チームへ大声援を送っていた。大学に入り、ジュニアユース時代に言われ続けた「日本一熱いサポーターの前でプレーする」という、憧れに近い環境が目の前に広がっていることに喜びを感じた。そして、そこでプレーをしたいという明確な目的ができた。
今まで満足のいく結果は残せなかったが、沢山の人々に支えられながらここまで来ることができた。ジュニア時代には、右も左も分からなかった初心者を、いちキーパーとして育てていただき、ジュニアユース時代には、キーパーのいろはやリーダーとしての在り方を徹底的に叩き込んでいただいた。ユース時代では、様々なシチュエーションを想定し、対応するため頭の中を整理する機会を与えてくださりプレーの選択肢を広げ、「自分」というキーパーを作り上げてくれた。
今まで関わってくださった指導者の方々はもちろん、何不自由なくサッカーに取り組ませてくれた家族にも感謝しかない。そのような方々のためにも、この4年間でもう一度「声が通らないピッチ」を目指し、ピッチの上で恩返しをする。
大学に入り、キーパー不足の影響も相俟って2部練が当たり前になり、週に10回くらいサッカーをしている気もするが、きつい時は「声が通らないピッチ」を想像しながら乗り越えたいと思う。
長く拙い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願いいたします。
《NEXT GAME》
未定
「環境」(早川太晟)
2022.06.16
平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました、総合政策学部1年の早川太晟と申します。初めてブログを書くということで、自分が大切にしている言葉について書かせていただきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後までお読みいただけますと幸いです。
“Get comfortable with being uncomfortable.”
直訳では「心地の悪さを心地良く感じる。」
自分が浪人していた期間に、英語勉強の一環として見ていたTEDの一つの題名として出会った言葉である。スピーチを簡単に要約すると、恐れることによって人は自分のやりたいことから遠ざかってしまったり、信条に沿った発言を思いとどまってしまったりする。何も主張しないことは心地が良いことであり、大きな権力に対して真実を伝えることは恐れを伴い、心地が悪いことである。しかし、本人は自身が受けた人種差別問題に対して声を上げ、その結果、世界中で女性差別を問題視した発言などが次々と広がった、と話している。
これを聞いて、自分は「環境が心地良い、悪い」に置き換えて解釈した。自分の先の人生を考えた時、大きく周りの環境が変わることに対して恐れの感情が強く出てきた。特に、自分の中で、大学でサッカーを続けること、ソッカー部に入部することは最も大きな決断の一つだったと思う。大学サッカーで自分が通用するのか、4年間の大学生活を体育会に捧げる覚悟があるのか、本当に自分のやりたいことが見つかった時に両立できるのか。様々な不安を抱えつつも、結局は「とにかくやってみよう。それから色々考えよう。」と思い入部した。入部してからの毎日は、練習をする度に自分の中で課題が生まれ、上手くいったと思える日が少なく、気持ちが少しナイーブになってしまう時も多々ある。しかし、そんな毎日こそ自分が真に求めていた環境なのではないか。何も変化せず、現状維持を保つことは心地が良いことだろう。ただ、そんな毎日では自分が成長するはずがない。心地が悪いと感じる方向へと進み、困難な状況に身を置くことで成長し続けることができる。
また、「環境」の要素の一つとして重要なことは、自分と関わりを持つ人たちのことである。ソッカー部という組織に入ってから改めて周りの方々の支えがあってこそサッカーを自由にできているという認識が強くなった。監督、コーチ陣、社会人スタッフ、学生スタッフ、マネージャー、主務、副務、各部門でチームに貢献している選手たち、下田グラウンドの近隣住民の方々、そして家族。挙げたらきりがない程沢山の方々の支えがあって一つひとつの練習、試合が成り立っていることを忘れてはいけないと思った。そのような方々のためにピッチ上で恩返しできるように努力したい。
最後に、ソッカー部員として過ごすこの4年間で、サッカーで結果を出すことはもちろんだが、人として一回りも二回りも成長した姿を見せられるように初心を忘れず努力したいと思う。それでも、どこかで思い詰めてしまった自分に向けて、中学校の担任の先生から頂いた言葉を残して今回のブログを締めようと思う。
“Take it easy.”
長く拙い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願いいたします。
《NEXT GAME》
未定
「生活」(小池真寛)
2022.06.14
平素よりお世話になっております。今回ブログを担当させていただく、経済学部2年の小池真寛と申します。時が経つのは早いもので、大学に入学してから1年が経ちました。昨年、入部したばかりの初々しく、素直だった頃の自分を思い出します。さて、今回初めてブログを書くということで、私にとって大きな分岐点となった「一人暮らし」について書かせていただきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後までお読みいただければ幸いです。
世間では、大学生の一人暮らしは一般的なことだ。ソッカー部の同級生で探しても自分を含め4人、寮で生活してる人が3人の合計7人もいる。自宅から通うのが困難な人、サッカーに情熱を注ぐために寮生活をする人。一人暮らしの理由も人それぞれだ。実際に自分が一人暮らしをして最初に立ちはだかった壁は家事だ。まずは食事である。実家では何もしなくても出てくるご飯や、探せば出てくるお菓子やアイスも今では何もない。何より先に買い物という行動から始まる。これがどれほど苦しかったことか。スーパーに陳列されている食材とにらめっこしながら献立を考える日々、料理の手間や洗い物の大変さ。料理にあった意欲は次第に面倒臭さに変わっていった。掃除についてはあまり困ったことはないが、洗濯も全て自分でやってみると寝たい時間に寝れなかったり、洗い忘れて絶望したりする日も稀にあった。
次にぶつかった壁は時間の使い方である。これはきっと一人暮らしをしている人は共感してくれるはずだ。先述したように家事の類いは面倒臭く時間がかかる。ただ、家事に割く時間は多くても2時間程度である。部活も朝練が多いため、日中に空白の時間が生まれていた。コロナ禍ということもあり授業はオンライン、安易に人と会うことが困難だったということもあるが、地元で気楽に会える友達がいなくなったのは精神的にダメージを食らった。その空白の時間に私は昼寝をすることが多かったため、生活リズムも崩れ、とても不健康な生活をしていたと思う。
不規則極まりない、ストレスの溜まる日々が改善されてきたのは半年程経ってからである。部活の疲労感にも慣れ、時間の使い方が分かってくるまではある程度の時間がかかってしまったが、その生活があったからこそ今不自由ない生活ができているのだと思う。また、いつからか日記を書き始めたこともあり、それが日々の生活を充実させることに深く関係している。日記というのは不思議なもので、書き始めてみると自分の生活の充実度が滲み出てくる。
「日記に書ける行動をしたい。」
そう思ってから日々の生活に対する意識や行動が変わり、1日をどれだけ充実したものにできるかというPDCAを考えることにも繋がったと思う。
ここまで一人暮らしのあまり良くない部分を述べたが、良い部分も沢山ある。それは、自分の時間を作れること、自立した人間になれること、より深く家族への感謝を感じられること、人との繋がりが如何に大事かが分かることだ。一人暮らしは初めはとてもワクワクする。実際に素晴らしいものでもある。楽しみ方は人それぞれだ。一人暮らしをしている人、これからしようとしている人は自分で最高の生活を作り上げてほしい。
長く、不思議な文章となってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援、ご声援の程宜しくお願いいたします。
《NEXT GAME》
6月15日(水)関東リーグ戦 第10節vs 日本体育大学
@非公開 15:30キックオフ
「ご報告」(稲川琢馬)
2022.06.10
平素より大変お世話になっております。R3卒の稲川琢馬でございます。
この度、一年間のセカンドチーム所属を経て、今年度よりY.S.C.C.横浜フットサルのトップチームに加入することになりました。
まずはこの場をお借りして、これまで自分に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。このように新たな挑戦に一歩踏み出すことができたのも、沢山の方のご支援があり、今この場を迎えることができています。本当にありがとうございます。
サッカーとは大きく異なり、フットサルのゴールサイズは7mから3mに変わりますが、大学時代と変わらずゴールキーパーとして死守し続けて参ります。また社会人との両立も勿論簡単な道ではないと思っておりますが、このようなチャンスに挑戦できることに感謝し、直向きに取り組んで参ります。
これまでのご支援、ご恩を必ず結果で返せるよう努めて参りますので、今後共応援の程、宜しくお願いいたします。
- 「最幸のサッカー人生」(田村祐二朗)
- 「最後は勝って笑おう」(下谷秀太)
- 「恩返し」(川野太壱)
- 「必死のパッチ」(宮本景)
- 「虎の巻 “森友紀編”」(森友紀)
- 「こんな日でも神様は見ている」(廣田尚)
- 「コーチのバトン」(三浦竜佑)
- 「change before you have to〜変革せよ、変革を迫られる前に〜」(小林蓮)
- 「後輩たちへ」(横幕悠)
- 「自分なりの答え」(齊藤滉)
- 「夢と覚悟」(宮本稜大)
- 「微力でも、それでも」(倉橋真菜)
- 脱・「いてもいなくても変わらない存在」(川上くるみ)
- 「当たり前の毎日のために」(大嶽真恋)
- 「For」(竹本海人)
- 「決戦前夜」(宮澤開)
- 「情熱」(齊藤淨)
- 「他生の縁」(加藤翔生太)
- 「悪ガキの最後の悪あがき」(島田雄大)
- 「間違いじゃなかった」(岡田舜立)
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