オフィシャルブログ
「生意気」(入江修平)
2021.08.25

平素よりお世話になっております。今回初めてブログを担当させていただくことになりました、法学部1年の入江修平です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
自分はありがたいことによく先輩達から「お前1年だろ?まったく生意気なヤツだな」等と言われながら先輩達と仲良くさせていただくことが出来ています。そうです、自分は生意気な後輩なのです。先輩にも多々敬語を使わずに話し掛け、生意気な態度を取っているにも関わらず先輩達の優しさに甘えて楽しくソッカー部での生活を送らせていただいています。しかし、自分がこのように先輩と仲良くさせていただけるようになったのは高校生の時で、中学生の頃の自分は今の自分からは想像出来ないような人間でした。
当時、自分から先輩に話し掛けることは殆どなく、話し掛けたとしても最低限のことしか言わなかったので、当時の先輩達には恐らく「どちらかと言うと静かなヤツだ」と思われていたと思います。では何故このような態度を取っていたのか?それは「嫌われたらどうしよう」等といったマイナスな考え方が強かったからだと思います。今思えば、このような考え方は当時の自分のプレーにも作用していて、「ミスをしたらどうしよう」、「ここはバックパスでいいや」等といったことばかり考えながらプレーしていた記憶があります。常にミスに怯えながら弱気な気持ちでプレーをしている人間が上手くなれるはずもなく、試合にも出られずに中学3年生の時の公式戦は殆どベンチで過ごし、仲間や後輩がプレーしているのをただただ眺めて気が付くと引退していました。当然、自分は引退が決まった時は悔しかったのですが、それよりも自分のポジションで後輩が試合に出ていたことが悔しくてたまらなかったのを覚えています。そこで自分は中学生なりに考えました。自分とその後輩は何が違うのか?そこで自分が出した答えが図々しさや生意気さに於ける差でした。自分のポジションで試合に出ていた後輩は、自分とは対照的で常に生意気で自信に満ち溢れたような奴だったのです。その発見をきっかけに高校に入学してからは順調に図々しさを伸ばし、素晴らしい仲間や先輩との出会いにも恵まれて現在の生意気で騒がしい入江修平が誕生したのです。
ここまで約900字かけて生意気さがサッカーをする上で重要であるということについて述べさせていただきましたが、一人の人間として見た時には当然生意気な人間よりも丁寧な人間の方が良いに決まっています。自分がこうして生意気さについてプラスに語ることが出来るのは、これまで自分の無礼の数々を許してくれた先輩方のお陰です。これからもそういった先輩方への感謝を忘れずに、程よく生意気さを保ちながら精進していきたいと思います。
《NEXT GAME》
9月11日(土)関東リーグ戦 第15節vs駒澤大学
@保土ヶ谷公園サッカー場 14:00キックオフ
「努努」(牧野晋作)
2021.08.22

平素は大変お世話になっております。今回のブログを担当させていただきます、経済学部3年牧野晋作と申します。拙い文章ですが、最後までお付き合い下さい。
ここ何ヶ月か、自分の中である欲のようなものが徐々に大きくなっているのを感じていた。それが芽生えたのがいつからかは定かではないが、僕の中でゆっくりと、でも確実に大きくなってきていることははっきりと分かっていた。最近、結局それが
「早慶戦に出たい」
という、ソッカー部員として誰もが抱く、至極当たり前の感情だと気が付いた。その気付きは同期全員が自分の目標を定めて皆の前で発表する“学年ミーティング”に向けて自分を見つめ直していた時に自然と顔を覗かせた。何故自分はソッカー部の門戸を叩いたのか。目標を立てるため自問しているとそんなクエスチョンが浮かぶ。実の所、サッカーを辞めるという考えがなかったため、入部することに対して深く考えることはなく、部活であることにも拘りはなかった。ただ本気でサッカーをやりたいという意志があったことを除けば、そこに確固たる目標など存在してなかったことは認めざるを得なかった。しかし、入部してから今に至るまであなたはなんとなくサッカーをしていたのか?と聞かれれば、僕は胸を張ってNOだと言える。Iリーグ優勝、全国出場、リーグ昇格に奮闘する先輩方の必死にもがく姿を見てきた誰もがその一助になりたい、本気で先輩方と目標を達成したいと思っていたはずだ。御多分に漏れず僕もその内の一人だった。昨年、僕は全国に繋がるリーグを主力として戦い、全国にこそ行けなかったものの目標に向かう中で自分がチームの勝利に貢献出来たことに少なからず満足していた。
ただし、トップチームで活躍する選手達から目を逸らしながら。このチームで頑張れば良いのだと自分に言い聞かせながら。
同期がトップチームで活躍することに嫉妬しなくなったのはいつからだろうか。僕はトップチームの公式戦を分析している時にしばしば考える。自分の今の実力じゃ今年は無理だと言い聞かせるようになった時か?上の代のCBの出身チームを見た時か?多分どれも違う。きっと、自分の可能性を自分が信じてあげられなくなった時だ。安西先生はいつだって正しい。諦めたらそこで試合終了なのだ。日々評価を受け続ける環境下で、知らず知らずの中に闘争心や自尊心が疲弊してしまっていたのかもしれない。先日の学年ミーティングではそのことに気付けた。諦めてはいけない。心を強く持て。臭いものに蓋をするように、向き合いたくない現実から目を逸らすのはもうなしにしよう。そう思えた良い機会になった。ミーティングを経ると、そこには、早慶戦に出たいのだと驚く程自然に口に出せる自分がいた。
目を逸らし続けていた「目標」は、今、「欲」となって僕に問いかける。本気で早慶戦に出たくないのかと。大学サッカーに一つ花を添えて終わりたくないのかと。今のままでいいのかと。大学3年生の夏。ここで変わるしかないと改めて強く感じる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
9月11日(土)関東リーグ戦 第15節vs駒澤大学
@保土ヶ谷公園サッカー場 14:00キックオフ
「出会い」(茅野優希)
2021.08.15
平素より大変お世話になっております。法学部政治学科1年の茅野優希です。初めて担当するブログでは「出会い」について述べさせていただきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
私は一度サッカーを辞めました。
中学2年生の頃に川崎フロンターレの下部組織に所属していたのですが、当時医師になることを目指していた私は受験勉強に専念するためにチームを辞める決断をして、サッカーから一度離れることにしました。小学4年生から所属していたこともあり、その決断を下すのは容易ではなかったのですが、川崎フロンターレで出会った素晴らしい指導者の方々やチームメイトが自分の夢を応援し、気持ち良く送り出して下さったことには感謝しかありません。
一度サッカーから離れる決断をしましたが、やはりサッカーが大好きなので、声を掛けていただいたこともあり約半年後に通っていた中学校の部活に途中入部させていただき、サッカーを再開する場所を得て、もう一度本気でサッカーをやり直しました。最終的には受験勉強とサッカーを両立し、志望校に合格することが出来、この決断に悔いはありません。途中入部を許可してくれた顧問の先生や部活の仲間にも感謝しています。今医学部にいるのかと聞かれることがありますが、塾高で得た様々な考えや夢を持つ友人と出会ったことや、高校生になってもっと広い世界を知ったことで、新しく興味を持つ仕事も出てきて医師になるという夢は変わりました。そして大学生になった今も新たな出会いに恵まれ、毎日充実した日々を送ることが出来ています。3歳から始めたサッカーは気が付けばもう15年間も続けており、私の生活の中心に常に存在するものとなっています。ここまでサッカーを不自由なく好きなように続けてくることが出来たのは、紛れもなく沢山の素晴らしい「出会い」のお陰だとつくづく思います。最後になりますが、小学生の頃出会った恩師からいただいた言葉を紹介して終わりたいと思います。
「何かを得るためには何かを失う覚悟をしなければならない」
決断とは何かを断って決めることを指します。本気でサッカーが出来るのもあと4年間しかありません。これからの4年間でも沢山の決断をしなければならないと思います。サッカー人生の集大成として、早慶戦や関東リーグに出場し活躍することが出来るように、「出会い」への感謝を忘れずに、自分を信じて決断することを恐れず、毎日を全力で過ごしていきたいと思います。
大変長く拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
9月11日(土)関東リーグ戦 第15節vs駒澤大学
@保土ヶ谷公園サッカー場 14:00キックオフ
「もう一つの理由」(竹本海人)
2021.08.10
平素は大変お世話になっております。今回のブログを担当させていただきます、商学部3年竹本海人と申します。拙い文章ですが、最後までお付き合い下さい。
私は2年生の時からリサーチ部門に所属をして、1年と少しが経ちます。今までの私の活動はほとんど4年生の偉大すぎる先輩である鈴木一弘(4年・城北高)の補佐で、言われた仕事をやれば良い、最後はカズが助けてくれる、といった気持ちが心の何処かにありました。カズが引退したら、私は一人でちゃんとやっていけるのかと心配になっていた最近でしたが、サッカーもリサーチももっと頑張らなくてはいけないと思う出来事がありました。それはスタッフ陣のタクティクスミーティングに参加した時のことです。リサーチ部門として参加したタクティクスミーティングでは、監督と学生スタッフが意見を交わし合い、2時間を超えるミーティングを行っていました。私自身がこのミーティングで発した言葉は、「撤退が良いと思います」の一言だけでしたが、このミーティングは私のソッカー部に対する気持ちを変えるきっかけとなりました。ミーティングにはグラウンドマネージャー、学生スタッフ、社会人スタッフが集まり、私は現在Bチームに所属しているのですが、Bチームのスタッフもミーティングに参加していました。ミーティングの内容としては前節の関東リーグの振り返り、次節の関東リーグに向けた練習の提案等が行われました。初めはBチームのスタッフがトップチームの練習を提案していて、「こんなこともやっているんだな」位で聞いていました。そしてある程度ミーティングが終わり、監督がミーティングを締めようとして、今日はもう終わりかと思った時に、その場にいたスタッフが個人で用意してきた分析映像を流し、監督と話し合いを始めました。恐らくそれは監督に頼まれていた仕事以外のことで、その時は正直「まだやるのかよ」と思いました。一人のスタッフの発表が終わった後にも他のスタッフが発表をし、結局その場にいたスタッフ全員が発表をしました。私はスタッフが話をしている内に、ソッカー部のスタッフはこんなに仕事をしているのかと驚きました。自分のカテゴリーの練習を考え、選手と振り返りを行っている上に、トップチームの仕事もしていて、これだけチームのために犠牲心を持ち、時間と労力を使っている人は見たことがありませんでした。このミーティングを通して、私はサッカーは選手だけでやっているのではないということを改めて感じました。これまで言われてきた、「自分のためだけではなく、選手を辞めてスタッフになってくれた選手の分も背負って戦う」という言葉が私の胸にスッと入ってきました。これまでの私はこの言葉を聞いても、スタッフのためというよりも、自分のために、自分が楽しくサッカーを出来れば良いと思ってきました。しかし今はこのスタッフ陣が、私が最後まで戦い抜けるもう一つの理由になりました。このスタッフ陣のために戦い、このスタッフ陣と一緒に戦い、このスタッフ陣と一緒に勝ち、全国に行きたいと強く思うようになりました。Bチームは現在Iリーグで苦戦しています。全国出場も難しい立ち位置にいます。しかし私はこの素晴らしいスタッフ陣、そしてあと少しで引退してしまう4年生と一緒に、最後まで目標を達成するために力を尽くしていきたいと思います。
大変拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後共、ご支援ご声援の程宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
8月15日(日)関東リーグ戦 第14節vs桐蔭横浜大学
@非公開 17:30キックオフ
- 「最幸のサッカー人生」(田村祐二朗)
- 「最後は勝って笑おう」(下谷秀太)
- 「恩返し」(川野太壱)
- 「必死のパッチ」(宮本景)
- 「虎の巻 “森友紀編”」(森友紀)
- 「こんな日でも神様は見ている」(廣田尚)
- 「コーチのバトン」(三浦竜佑)
- 「change before you have to〜変革せよ、変革を迫られる前に〜」(小林蓮)
- 「後輩たちへ」(横幕悠)
- 「自分なりの答え」(齊藤滉)
- 「夢と覚悟」(宮本稜大)
- 「微力でも、それでも」(倉橋真菜)
- 脱・「いてもいなくても変わらない存在」(川上くるみ)
- 「当たり前の毎日のために」(大嶽真恋)
- 「For」(竹本海人)
- 「決戦前夜」(宮澤開)
- 「情熱」(齊藤淨)
- 「他生の縁」(加藤翔生太)
- 「悪ガキの最後の悪あがき」(島田雄大)
- 「間違いじゃなかった」(岡田舜立)
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