オフィシャルブログ
「キーパー」(坂巻颯梧)
2021.07.31
平素より大変お世話になっております。総合政策学部3年の坂巻颯梧です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけましたら幸いです。早いことに、私のソッカー部での活動も折り返し地点を通過しました。今回のブログでは日々、切磋琢磨し合うGKについて書きたいと思います。
「試合に出場出来るGKは1人」、当たり前のことだが、GKにとってはあまり嬉しいことではない。スタメンのGKが怪我等をしない限りサブGKに出番はほとんどない。現在、ソッカー部では11人のGKが所属し、全員が関東リーグ出場を目標に日々努力している。一つしかないポジションを11人全員が奪いに行く、そんなバチバチとした状況下にも関わらず、私達GKは本当に仲が良い。
ピッチ内外に関わらず一緒にいる時間も多く、良い意味で上下関係もあまりない。練習ではお互いのプレーを気にし、少しでも改善出来る点があれば学年関係なくアドバイスを送り続ける。ライバルであるにも関わらず、他のGKが少しでも上手くなれるような練習環境を作ろうとしている。ライバルが上手くなることで自分にメリットがあるのか。という疑問も生じるが、私達GKは11人全員が上達し、全てのカテゴリーで失点を少しでも多く減らし、勝利に貢献することが目標だ。週末の試合で失点すれば、GK全員のいるライングループに失点シーンを送り、みんなからのアドバイスを求める。公式戦がない期間になればそれぞれがメニューを考え、女子部の2人を含め13人で課題の克服やスキルの習得のために意見を出し合いながら練習する。日々切磋琢磨し、互いを高め合うことの出来る素晴らしいライバルであり仲間だ。
ソッカー部に入部してから多くの素晴らしい人々と出会い、かけがえのない時間を過ごしたが、そんな中でもGK陣との出会いは格別である。この場を借りて私が大好きなGKファミリーを紹介したいと思う。
たまに空回りするが誰よりも謙虚で人一倍練習し、みんなから好かれる後輩思いの荒君(4年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)。
たまに何を考えているか分からないが、他のGKをとてもよく見ており、無限のアドバイスをくれる川村先生(4年・慶應義塾高)。
一見真面目そうに見え、実は何も考えていないが、いつもつまらないことを言ってGKの雰囲気を良くしてくれている侑也(4年・慶應義塾高)。
試合中に怒った時はとても怖そうだが、普段は誰よりも後輩GKに優しく、GKとしても人間としても様々なことを教えてくれる瑠架君(4年・暁星高)。
小さな車から暖簾を潜るように出てくる巨体の姿はソッカー部駐車場名物、隆君(4年・慶應義塾志木高)。
全てが規格外、常人には理解出来ない行動を取り続ける、唯一の大切な同期の将太(3年・海城高)。
優しくて良い奴だが、ヘラヘラしていてGKとしての顔が作れていない秀太(2年・桐蔭学園高)。
生意気で常にギラギラしており、素晴らしい刺激をもたらしてくれるお尻が大きい我空(1年・川崎フロンターレU-18/慶應義塾高)。
たまに意味不明な行動をするが、向上心が強く自分も練習しないとと思わせてくれる千葉キュン(1年・慶應義塾志木高)。
何度見ても体の大きさに慣れない、多くのパラの時間を共に過ごし、励まし合った根津っち(1年・慶應義塾高)。
何処を取っても優等生、最近少し舐め始めているが負けたくないと思わせてくれる可愛い後輩の健(1年・國學院大學久我山高)。
最近あまり見ないが、体が柔らかすぎてブロッキング技術を誰も真似できない歩武。
笑顔で溢れ、ゴレイロなのにシュートストップし過ぎてGKにプレッシャーを与えてくる航大(2年・清水東高)。
男子部の強烈なシュートを止め続け、成長著しく男ばかりだった空間に平和をもたらしてくれる女子部GK、のえ(3年・成城学園高)と明日香(2年・十文字高)。
そして最後に飴と鞭を見事に使い分け、朝の6時半から女子部を含む4カテゴリー、13人のキーパーに幾千もの強烈なシュートを素晴らしいコースに毎日打ち続ける髙橋GKコーチ。
この紹介文を考えている時でも、みんなとの様々な時間が思い出され、明日の練習後の談笑する時間が楽しみだ。遂に今週から関東リーグの後期が始まる。Iリーグ、フットサル、女子部も佳境を迎えており、GKの一つのセーブ、失点が試合の結果に大きく左右するだろう。GKのみんなに一言言わせて下さい。普段は恥ずかしくて言えませんが、GKファミリーのみんなが大好きです。これからもお互いに高め合って、一つでも多く失点を減らし、ソッカー部の勝利に貢献出来るよう今期残りの3ヶ月を駆け抜けて最後に絶対に笑顔で終わりましょう!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後共、ご支援ご声援の程宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
8月1日(日) 関東リーグ戦 第12節vs国士舘大学
@非公開 17:30キックオフ
「武器」(荘司慈英)
2021.07.14
平素よりお世話になっております。今回初めてブログを担当させていただくことになりました、商学部1年の荘司慈英です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけましたら幸いです。
私のこれまでのサッカー人生を言い表すとしたらそれは、「左足のキック」です。
「左足のキック」を武器にして脚光を浴びた日々もあれば、「左足のキック」しかなく不甲斐ない惨めな思いをした日々もあります。
小学校低学年。中村俊輔の「左足のキック」に魅了された私は、毎日キックの練習をするのが「趣味」でした。周りから「サッカー馬鹿」と馬鹿にされても嬉しかったのを覚えています。
中学校に入学。他のプレーは上手くありませんでしたが、「左足のキック」には自信が付く程になりました。中学の監督は、平均的に出来る選手より、ひとつ武器を持っている選手に対してより目を掛けて下さる方で、私のことを1年生から引退するまでずっとスタメンで使い続けて下さいました。後から聞いた話ですが、私が1年の時、当時2年の先輩方は監督から、「慈英はキックがあるから、他の劣る部分は皆でカバーするように」と言われていたとのこと。本当に感謝しかありません。またその監督から、「セットプレーはキッカーが7割だよ。」と言葉をかけられ、キックの精度をもっと、もっと上げたいと言う気持ちが強くなりました。母に頼んで、ゴール前に空気を入れると膨らむサッカー用のダミー人形を買ってもらい、それを壁にしてボールの速さや高さ、回転、軌道など自分なりに研究しました。監督の言葉は、自分のキックへの拘りを更に持つきっかけとなりました。
塾高ソッカー部へ入部。自分の気が付かない所で甘えていたのだと思います。「左足のキック」に関して監督からかけられた言葉はこうでした。
「お前の守備力の低さに目を瞑ってまで、『左足のキック』を優先しようと思わない。」
そしてスタメンから外れてしまいました。私はその言葉がショックで、あろうことか 「腐って」しまい、練習にも身が入らない時期を数ヶ月も過ごしました。更には、もうプレーするのも辞めてしまおうか、、、と思いました。今思うと本当に未熟だったと思いますが、当時は心底悩みました。中高の先輩や友人、以前サッカーでお世話になった監督・コーチ、沢山の方達に時間を作っていただき、話を聞いていただいて、自分で考え考え考え、そして今、こうしてソッカー部のブログを書いています。
本気のサッカーを一からもう一度。これまで培って来た「左足のキック」は更に高みを目指し、そして、圧倒的に劣る身体、対人能力に対して、目を背けず己と対峙して少しでも克服出来るよう、一層努力しようと思っています。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。大学でサッカーを始めてから数ヶ月。自分の思いを改めて確認するような内容となってしまいましたが、これからも精一杯頑張ります。今後共、ソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
未定
「友達と仲間」(祖父江圭悟)
2021.07.06
平素よりお世話になっております。今回初めてのブログを担当させていただくことになりました、総合政策学部2年の祖父江圭悟と申します。拙い文章となりますが、最後までお付き合い下さい。
私が慶應を第一志望にして、受験勉強を始めた際のきっかけは、紛れもなくソッカー部に入るためだった。そこで、何故私がそこまでしてソッカー部に入部したかったのかを、本ブログで執筆する。
まず一つは、早慶戦に出場したいからだ。早稲田大学にもサッカー部は存在するが、慶應に憧れがあった私は、ランセレクションで入れる慶應を選んだ。ランセレクションでは、私は一発で合格出来ず、監督にお願いをして、3回走らせてもらい合格した。やっとのことで入部した私は、大学サッカーのレベルに衝撃を受けた。パススピードやトラップの質、試合中の強度が高校とは全く別物だった。その中でもトップチームで早慶戦に出るのは、並大抵の努力では不可能だと感じた。しかし、現在の監督は全カテゴリーの試合をよく見てくれる方で、先日も私のカテゴリーで良いプレーをしていた選手が、トップチームに練習参加をしている。このようなチャンスを自分も掴めるよう、日々の練習や努力を怠らず、試合でベストパフォーマンスをして、アピールをしていきたい。
もう一つの入部のきっかけは、ソッカー部という最高の環境で、一生の仲間を作りたかったからだ。高校時代のサッカーの恩師に、「友達と仲間の違いは何だと思う?」と聞かれた。当時の私は、考えたこともなく、はっきりとした答えが分からなかった。しかし、大学生となった今は、自分なりの答えが出た。それは、友達とは一緒に遊んだり話したりする親しい人のことで、仲間とは同じ目標を掲げて馴れ合いではなく、切磋琢磨して、共に立ち上がり、共に喜び合い、共に励まし合えるような存在の人のこと。また、私は友達も重要だとは思うが、仲間こそがお互いを高め合うことが出来、一生涯付き合っていける関係の相手だと思う。そして、既に多くの仲間と最高の環境でサッカーが出来ている私はとても幸せ者だ。この感謝の気持ちを忘れず、これからもサッカーに全力で取り組んでいきたい。
大変拙い文章となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後共、ご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
7月11日(日)「アミノバイタル®」カップ 1回戦vs神奈川大学
@非公開 11:30キックオフ
- 「最幸のサッカー人生」(田村祐二朗)
- 「最後は勝って笑おう」(下谷秀太)
- 「恩返し」(川野太壱)
- 「必死のパッチ」(宮本景)
- 「虎の巻 “森友紀編”」(森友紀)
- 「こんな日でも神様は見ている」(廣田尚)
- 「コーチのバトン」(三浦竜佑)
- 「change before you have to〜変革せよ、変革を迫られる前に〜」(小林蓮)
- 「後輩たちへ」(横幕悠)
- 「自分なりの答え」(齊藤滉)
- 「夢と覚悟」(宮本稜大)
- 「微力でも、それでも」(倉橋真菜)
- 脱・「いてもいなくても変わらない存在」(川上くるみ)
- 「当たり前の毎日のために」(大嶽真恋)
- 「For」(竹本海人)
- 「決戦前夜」(宮澤開)
- 「情熱」(齊藤淨)
- 「他生の縁」(加藤翔生太)
- 「悪ガキの最後の悪あがき」(島田雄大)
- 「間違いじゃなかった」(岡田舜立)
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