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変化を恐れるな(草野信之介)

2018.05.10

草野平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました。環境情報学部2年の草野信之介です。

去年ソッカー部に入部してから早くも1年が経ちました。新たな環境に身を置くことで感じた「成長」について今回のブログでは書きたいと思います。

ソッカー部に入部してから早1年、入部当初にトップチームに上げてもらったものの、昨年はC1チームまで落ち、今年もシーズンインこそはトップチームにいたものの現在はBチームで出番を得られないという厳しい状況にいます。入部してから目に見える結果は何一つ残せていませんが、自分のプレーは日々成長出来ていると感じています。ただその一方で今の成長速度では遅いということも痛感しています。

そんな私が大学に入ってから感じたのは、自分という選手を成長させるには常に変化が必要だということです。
高校から大学の初期にかけての私はほとんど成長が無かったと感じています。それは自分に変化を与えることを恐れていたからです。新しいことにチャレンジしたり、変化を求めることで今のプレーの質が落ちるのではないか、自分のプレーを見失ってしまうのではないかという不安があったのです。

高校時代のコーチであった恩師はよく「現状維持は衰退」という言葉を仰っていました。恩師は、自分が現状を維持していても周りは常に進化しているのだから結果的に見れば後退しているという意味で仰っていたのだと思います。

本当に素晴らしい言葉ですが、この言葉は違った捉え方も出来ると思います。どんなトレーニングであっても現状を維持しようとするのは簡単です。ただ同じことの繰り返しでは人間はすぐに慣れてしまい、成長の幅はガクンと落ちます。ちょっとした意識であっても何か変化という刺激を与えていかなければ成長し続けることは出来ないのです。つまり現状維持というのは自分で自分の成長を妨げることになります。私はこれこそが一人のサッカー選手としての衰退であると思うのです。

現状を維持することに対して、自分に変化を求めることは相当厳しく、難しいものです。客観的に自分を見て何が足りないのかを考え、それに伴った行動を自分で選択していかなければなりません。また変化を求めることで上手くいかないことが出てきて、壁にもぶち当たるでしょう。今までは無かった悩みも出てくるかもしれません。成長には変化が不可欠ですが、変化には常にリスクが伴うのです。しかしそれでも私は変化を求め続けることが必要だと思っています。それは現状の自分というサッカー選手に満足していないからです。

私はまだまだサッカー選手として未熟です。それでも「上手くなりたい、成長したい」という気持ちは誰よりもあるつもりです。そしてそう思い続けられる限りはいくらでも伸びることが出来ると思っています。

置かれている現状は厳しいものです。もちろん、もどかしさや焦りがないわけではありません。ただそれでも自分を信じて一歩ずつ変化を求め、進化し続けたいと思います。「変化を恐れるな」と常に言い聞かせながら。結果は必ず付いて来ます。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。これからもソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願いします。

《NEXT GAME》
5月20日(日) 関東リーグ戦 第6節 vs立教大学
@拓殖大学グラウンド 14:00キックオフ

ゴールキックから始まるチャンス(荒貴史)

2018.05.07

荒平素より大変お世話になっております。今回、ブログを担当させていただくことになりました商学部1年の荒貴史と申します。

今回初めて担当させていただくブログの内容について思考した際、先日の本吉先輩による「戸田和幸トーニング」が自分の中でとても心に残っていた為、私も現在のCチームのトレーニングについて述べさせていただきたいと思います。私のポジションであるGKの視点から我々の取り組みをお伝え出来ればと考えております。拙い文章になりますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

さて、戸田コーチの指導を受けて早くも三ヶ月が経ちますが、多くのアドバイスを頂き、多くの事を学ばせていただいております。

その中で私が最も力を入れて取り組んでいる事は「ゴールキック」です。一般的にはゴールキックを得た際、DFラインを上げ、サイドの選手を内側に絞らせ、全体の選手同士の間隔をコンパクトにします。その後味方FW、もしくはサイドハーフを目掛けて高いボールを蹴り、陣地を逆転する戦術が主流です。

それに対し、ソッカー部Cチームではゴールキックを得た際、GKは高いボールを蹴りません。低い弾道やゴロのパスをフリーでいる選手に出します。これには2つの理由があります。

まず、高いボールを前線の選手目掛けて蹴ったとしてもマイボールになる確率が低いからです。なぜならCチームの前線の選手はドリブル、シュートの技術はあるものの、空中戦への強さは若干劣っているからです。他の大学の選手の方が上背もありヘディングには強そうです。その為、ゴールキックの際、Cチームでは高いボールを蹴りません。
もう1つの理由は、組織を作り、マイボールの時間を多くしてゴールを目指すサッカーに我々は挑戦しているからです。高いボールを蹴って陣地を逆転することは簡単です。しかし、攻撃のバリエーションは少ないですし、相手側からしても守備の予測がしやすいでしょう。それに対し、ゴールエリアから確実なパスを繋ぎ、時には相手の隙をつくロングボールで相手陣地に侵入することは全員の高い意識が必要で、これが戸田コーチの求めるオーガナイズだと思います。

しかし、この様なスタイルには大きな欠点があります。それはカウンターを受けやすいという事です。ボールを回しているのは自分達の陣地ですから、万が一相手選手にボールが渡った際、相手側からしたら近くにゴールがあり、絶好のチャンスです。この取り組みを始めた当初は紅白戦などでカウンターを受け、失点をする様な失敗もありました。

もちろん90分の試合のゴールキック全てを短いパスから始めろとは言われていません。ゴールキックを得た際に誰にどのようなパスを供給するかは、GKの判断に任せると言われています。カウンターの恐れもある中大きな責任を感じますが、それ以上にサッカーの面白さを感じます。練習の中でも綺麗にショートパスを繋いで相手ゴールまでボールを運べた回数は多くありません。しかしゴールキックから最終的に味方のシュートまでボールを運べた時、この攻撃は自分から始まったと思うと、ゴールを決めることなど皆無に等しい自分が攻撃に絡むことが出来たという大きな喜びを感じます。

四月の練習試合では自分の出したパスが最終的に味方のシュートまでボールを運べたことがありました(ゴールとはならなりませんでしたが。)その際、戸田コーチは私の方を見て手を挙げ、親指を立て、「あらー、ナイスボール!!」と叫んで下さりました。あの時はとても嬉しかったですし、何より戸田コーチがソッカー部に来てから練習してきたことが実践的に試合で生かせたことが嬉しかったです。攻撃のチャンスはゴールキックからも始まると実感した瞬間でもありました。

その他にも戸田コーチのサッカーに対する考え方、戦術は自分にとってとても新鮮であり、毎日新しいことを学んでいる気がし、とても充実しております。

この様な素晴らしい指導をして下さる戸田コーチに対し、選手として恩返しをする為には結果を出すしかないと思います。

Iリーグ開幕戦は0ー2と負けてしまいましたが、チームが目指すゴールキックからの攻撃には手応えを感じました。この手応えを結果に結びつけるには戸田コーチにアドバイスされたことを頭の中に落とし込み、繰り返し練習あるのみです。私自身も自主練習で様々な状況を想定しながら多彩なキックの蹴り方を練習しています。

五月になり気候はまた一段と暑くなりましたが、Cチームの雰囲気も負けないくらい熱いです。このチームなら勝利を得られると信じ、今後も精進して参りたいと思います。

大変拙く長い文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後共、ソッカー部への熱い応援宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
5月20日(日) 関東リーグ戦 第6節 vs立教大学
@拓殖大学グラウンド 14:00キックオフ

不言実行(市川泰輔)

2018.05.04

市川平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました、経済学部2年の市川泰輔です。4年生までブログが回ってこないことを願っていたのでビッグイベントが何もないこの時期にブログを書くことに困り果てていましたが、今回のブログでは私が中学時代に知りそれ以降大切にしている考え方「不言実行」について書こうと思います。

「不言実行」は「有言実行」に比べ馴染みの少ない言葉ではありますがその漢字の通り目標を周りに公言せずに行動することを表します。

行動に責任を持たず、失敗した時のリスクから逃げているだけではないかという意見もあります。しかし、私はその逃げ道が重要だと思います。失敗とは自分が反省すれば良いものでわざわざ他人に知られる必要はありません。むしろ有言実行に基づいて行動する方が自分の行動や努力の目的がいつの間にか他人からの評価の為になってしまい、人目が無いところではサボってしまうというような状況になってしまうのではないでしょうか。それに比べ、不言実行では自分の行動に対して自然と自己評価し自問自答する為、その状況、環境に関係なく責任を持った行動を取れると思います。

どちらの考え方にもそれぞれ善し悪しがあり、どちらが各々の人生を充実させるのかは人それぞれです。ただ、私はメンタルがとても弱く、人から言われたことに一喜一憂し、自分の行動が上手くいかないと直ぐにイライラしてしまいます。そんな自分だからこそいちいち周りに評価されず、マイペースに目標へと進める「不言実行」が合ったのだと思います。

ソッカー部にも強気で目標を公言し日々意識高く努力をし成功を収めてる部員がたくさんいます。もちろん、彼らを尊敬し、彼らの姿に憧れることが多々あります。しかし、私はこれからも自分に合う不言実行を貫きます。もちろんここで私の目標を言うことはしませんが、今昨シーズン怪我でサッカーをほとんど出来なかったからこそ今シーズンはサッカーに熱心に取り組みチームに貢献していきたいと思います。

また、話は変わりますが私は今Cチームに属しています。そして、今シーズンのCチームには戸田コーチが就任しました。その為例年のCチームとは異なり日々プロフェッショナルな人と関わることで刺激ある毎日を送ることが出来ています。近日、戸田コーチが本を出版するみたいなので是非チェックしてみてください!!

最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、宜しくお願いします。

《NEXT GAME》
5月6日(日) 関東リーグ戦 第5節 vs関東学院大学
@拓殖大学グラウンド 14:00キックオフ

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