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2012年シーズン終了 応援ありがとうございました
2012.11.26
こんにちは。
一昨日最終節流通経済大学戦が行われ、昨日は西が丘にて閉会式が行われました。これをもちまして、ソッカー部2012年シーズンが終了し、4年生は引退となりました。
シーズンを通して、いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございました。
23日、B・Cチームの4年生は一足早く引退試合をしました。相手はライバル早稲田大学です。トップチームも応援に駆けつけ、下級生もお世話になった先輩のために戦いましたが、結果は悔しい敗北でした。
感謝の気持ちを込めて花束を
一昨日の試合は、インカレも残留も何も懸っていない、ただただ仲間たちと勝利を掴むための戦いでした。消化試合なんかじゃない、ソッカー部に何か残すため、未来へ繋ぐためなんだと意気込んで、感謝を胸に臨んだ一戦でした。試合前のロッカールームでは、3年生が用意したモチベーションビデオを試合前に見ました。
スタメン
試合は、点の取り合いのゲームとなりました。得点を挙げたのは、最後の試合で点取りたいなと意気込んでいた森田、絶望的な骨折から最終節にして奇跡の復活を遂げた川久保、後輩にも慕われチームを引っ張ってきた山浦ら、4年生でした。最後には4年生が10人ピッチに立ちました。それは4年生1人ひとりが努力してきた証です。主務や学連幹事、トレーナーなど学生スタッフとしても働いてきた4年生もピッチで戦ってくれました。
そして4年生は1年生の頃からとても仲が良く、いつもいつも明るい学年でした。今年の菅平合宿も4年生の明るさがなければ乗り越えることが出来なかったのではないかと私は思っております。そんな4年生に下級生も感謝しています。
10人が4年生です。
試合後の4年生
試合は終わってみれば、3-4で敗北という結果でした。シーソーゲームの中で何度も勝ち越されましたが、選手は最後まで決して諦めない姿を見せてくれたと思います。
試合終了したとき、ほとんどの選手の目から涙がこぼれました。
関東リーグ戦の全日程が終了し、7勝12敗3分、勝ち点24の第9位に終わりました。シーズンを通してなかなか良い結果が出ず、残留争いをすることになりました。先輩たちが勝ち取って必死で守ってきた関東1部の舞台を絶対に守らなければならないという思いで必死に努力してきました。
苦しいときでも沢山のOBの方がメールなどでメッセージを下さり、保護者の方や友人たちも会場に駆けつけて応援して下さいました。ソッカー部がどれだけ沢山の方に支えられているか、自分たちがどれだけ恵まれた環境にいるのかを身に染みて感じたシーズンでもありました。皆様には感謝してもしきれません。
昨日は閉会式の前に、西が丘にて早稲田大学vs日本体育大学、専修大学vs中央大学の上位対決を観戦しました。インカレの出場権を掴む姿を目にし、部員1人ひとりいろんなことを感じ取ったのではないかと思います。後期、私たちが屈辱の4連敗をした相手は、悔しいことにインカレへ出場する4校です。
閉会式の様子
「終了のホイッスルは始まりのホイッスル」。定番の言葉通り、4年生はこれからが社会に出るスタートになると同時に、ソッカー部にとって新たなシーズンの幕開けとなります。4年生の姿から教えてもらったことを大切にして、先輩方が残してくださった1部の舞台でさらに上を目指して努力し続けて参りたいと思います。
1年間、温かい応援、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
文責 呉田幸子
最終戦を控えて思うこと(藤田息吹)
2012.11.23
私たちの代は1年間、苦しんだ代、結果の出なかった代と言われてきました。全国大学選手権第3位という輝かしい成績を残した昨年の代と比べ、インカレ出場権を逃し、3連覇中であった早慶定期戦に敗れ、天皇杯・総理大臣杯と予選敗退。挙げればきりがない程多くのものを失いました。
しかしそんな私たちの代でも、後輩たちに継承することが出来た大きな財産があると私は考えております。それは、一部残留といった目に見えた結果ではなく、先輩方から代々受け継がれてきた無形の財産です。
私はシーズン前に行われました納会の主将就任挨拶で「慶應義塾には日本一の絆の力があります。OBの皆様はもちろん、一貫校としての幼稚舎・普通部・塾校といった他大には無い大きな繋がりが私たちの誇りです。」と述べたのですが、ここでの繋がりこそが上記した無形の財産であり、またそれは後期の第19節、神奈川大学との残留を懸けた大一番で感じることが出来ました。
駒沢陸上競技場で行われたその試合はOBの皆様からKSSに所属する幼稚舎生、また集中応援日ということで応援部、チアリーディング部の学生まで、非常に多くの慶應関係者が来場して下さり、会場は完全ホームと化していました。また中には試合が終わってから駆けつけてくれたOBの方もいる程で、胸に響く応援と慶應で埋まるスタンドに大きな心強さを感じたのを覚えています。結果は4−0で勝利。試合後、冨田部長が「これが慶應の力だ。」と仰っていましたが、まさに慶應ならではの繋がりの力を私たちの代が証明した試合でした。また私の気持ちは残留をほぼ決定付けたことと、私たちの代でも無形の財産を継承出来たことに対する安堵感で満ちていました。
慶應義塾ソッカー部に存在する、言葉では簡単に言い表すことの出来ない大きな繋がりは、現在行われている現役部員の試合を介して過去から現在、また未来へと育まれるものであると思います。どんなときも慶應らしく戦い、OBの皆様に関心を持ってもらうことで過去を繋ぎ、また来年以降の下級生に受け渡すことで未来に繋ぐ。それが現役部員、特に4年生の最大の使命であると考えています。
今期も残すところあと一節になりました。引退が間近に迫り寂しい気持ちも大きいですが、4年の私たちが気持ちのこもった試合をすることで後輩たちに慶應魂を伝え、良い形で次の代にバトンを渡したいです。
≪LAST GAME≫
第86回関東大学サッカーリーグ戦【後期】 最終節 vs流通経済大学
11月24日(土) 11:30キックオフ @龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
「まとまり」の追求(中谷真史)
2012.11.22
私たち4年生は今日を含めて残すところあと2日となりました。毎日通ったこの下田のグラウンドに来ることがなくなると思うと寂しいです。
引退を間近に、“慶應義塾体育会ソッカー部”について改めて考えることが多くなりました。
このチームの強みはやはり何と言っても、『まとまり』だと感じます。
ただ一言に『まとまり』と言ってもわかりづらいかもしれません。簡単に言うと、『全員がチームの勝利の為に全力で取り組むこと』だと思います。とてもシンプルで当たり前のことのように思えますが、これがとても重要で難しいことでした。
そして、この『まとまり』を追求することが伝統であり、それを代々受け継いできたことがこの部の誇りなのだと自分なりに理解しています。先代の方々が築き上げてきたこの伝統や誇りを下の世代に正しく伝え、且つ付加価値を付ける。試合で活躍できない私の様な部員でも、この伝統の一端を担うことは出来ます。
これが使命だと考えたとき、ふと私が1年時の4年の主将(H22卒中川靖章氏)が仰っていた難しい言葉の意味を理解できた気がしました。
その『難しい言葉』とは、“割れ窓理論”のことです。
割れ窓理論をご存じない方は是非調べてみていただきたいのですが、
軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論で、「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」という考えでのことです。
これがソッカー部にも当てはまります。
1年生の頃は全く理解出来ませんでした。なぜ勝利の為に部室を掃除をするのか。なぜ学ランのホックを締めなければならないのか。
ほんの些細な部員一人の気の緩みが組織に蔓延すると、敗戦に繋がる。
なのでこの部の理不尽に思えるような規則も、『まとまり』を生むための術なのです。
そして、試合に出られない選手の「勝ちたい」という思いやサポート、応援は選手に届き、チームは強くなります。それを感じさせられる試合をいくつも見てきました。(直近では今年の後期の日本体育大戦)
多くの規則や長時間に及ぶミーティングがあり、辛いことがあっても、全て『まとまり』を生みチーム一丸となる手段だったのだと今になって思います。
この部活の『まとまり』は他チームには真似できない、かけがえのないものです。
それを次の世代に伝え、この部を卒業していきたいと思います。
残り1節、最後の4年生の雄姿を会場にて御覧ください。
応援の程、宜しくお願い致します。
≪LAST GAME≫
第86回関東大学サッカーリーグ戦【後期】 最終節 vs流通経済大学
11月24日(土) 11:30キックオフ @龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
あと3日(馬場達月)
2012.11.21
こんにちは。
今年度主務を務めさせていただいている馬場達月と申します。
今年度のチームが始動したのが昨日の様に感じられ、私に残されたソッカー部生活があと3日しかなくもう部室やグラウンドで周りのみんなと話すこともなくなるのか、などと考えると非常に寂しく感じられます。
あっという間に感じられたこの1年ですが、中身は非常に悔しさに満ちたものとなってしまいました。
インカレ出場を目標にしていたリーグ戦での苦戦、早慶定期戦、総理大臣杯など挙げればきりがなく、後輩達に何も結果で残すものがなく不甲斐ない想いで溢れています。もちろん、1部に残留出来たことはホッとしていますが、「インカレ」を本気で目指していたことに間違いはないので、「残留おめでとう」と言われる際に心の底から喜べない自分がいました。
個人的には主務としてチームを支える立場であり、結果が出なかったことに大きな責任を感じています。前期は結果が出ない中、選手とコミュニケーションを取ること、掃除や規律を徹底させること等しか出来ませんでした。後期はトップチームとして関わらせてもらい、もっと存在感を出していこうと決意していましたが、逆にトップチームの厳しさや難しさを痛感し、なかなか自分の想いを伝えられず、選手と主務の立場の板挟みにも悩まされました。
しかし、どんなにつらい時期でも学年の支えや、明るく楽しい学年の雰囲気に非常に助けられました。この学年に入ることが出来て心の底から良かったと自信を持って言えます。
あと3日、この素晴らしい仲間と出来る日々を大切にして過ごしていきたいと思います。
加えて、苦しんで残留を果たした今季の慶大ソッカー部の1年が来年以降の慶大ソッカー部の礎となる様に後輩に伝えられることを伝え切り、ひたむきにサッカーに取り組む姿勢を背中で見せていきたいと思います。
多くの皆様を不安にさせてしまったシーズンとなってしまいましたが、最後まで全力で戦い抜きますので、温かいご声援宜しくお願い致します。
≪LAST GAME≫
第86回関東大学サッカーリーグ戦【後期】 最終節 vs流通経済大学
11月24日(土) 11:30キックオフ @龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
慶應魂(湯前宗太郎)
2012.11.20
どんな暑い夏でも、その後には寒い冬が訪れることを実感し、四季豊かなるこの日本に生まれたことを、何者かに感謝せずにはいられない今日この頃です。この寒さを感じると、数多くの偉大な先輩方が卒業していったことを思い出すと同時に、今度は自分達の番なんだなということも意識する様になり、涙を拭わずにはいられません。
今回私は4年になって最初に買ったスパイクに刻んだ、大好きな言葉について書きたいと思います。それは、慶應魂です。
ソッカー部で4年間活動をしてきて、ソッカー部ほど多種多様なバッググラウンドを持った人達が集まるサッカー部は無い様に思います。私の様な地方の弱小高校出身者もいれば、ユースや強豪校出身のサッカーエリート達、また慶應の誇りを持った内部生、更には海外の高校出身者など本当に色々な人達がいます。
ソッカー部ではそのような全く異なる環境でサッカーをしてきた人達が、サッカーを通じて団結力や1つの価値観を醸成していきます。先輩達の作り上げたそれらのものを、また違ったバックグラウンドを持った後輩達が更に良いものへ、この様に作り上げられていくものこそがソッカー部の他には無い強みだと思います。
そして、そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた、その数十年分の歴史が慶應魂ではないかと思います。私達4年生も偉大な先輩方にしていただいた様に、最後の1週間その魂を後輩達にしっかり引き継いでいかなければなりません。
今週末は私達の学年最後のリーグ戦です。最終戦、部員全員の力で勝利を掴みにいきますので、遠方での試合となりますが応援の程宜しくお願い致します。
≪LAST GAME≫
第86回関東大学サッカーリーグ戦【後期】 最終節 vs流通経済大学
11月24日(土) 11:30キックオフ @龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
- 「最幸のサッカー人生」(田村祐二朗)
- 「最後は勝って笑おう」(下谷秀太)
- 「恩返し」(川野太壱)
- 「必死のパッチ」(宮本景)
- 「虎の巻 “森友紀編”」(森友紀)
- 「こんな日でも神様は見ている」(廣田尚)
- 「コーチのバトン」(三浦竜佑)
- 「change before you have to〜変革せよ、変革を迫られる前に〜」(小林蓮)
- 「後輩たちへ」(横幕悠)
- 「自分なりの答え」(齊藤滉)
- 「夢と覚悟」(宮本稜大)
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- 脱・「いてもいなくても変わらない存在」(川上くるみ)
- 「当たり前の毎日のために」(大嶽真恋)
- 「For」(竹本海人)
- 「決戦前夜」(宮澤開)
- 「情熱」(齊藤淨)
- 「他生の縁」(加藤翔生太)
- 「悪ガキの最後の悪あがき」(島田雄大)
- 「間違いじゃなかった」(岡田舜立)
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