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辞めてから気づくこと(内山航)

2017.10.20

内山

新入生として関東リーグ出場を目指し、入部しましたがあっという間に引退間近になってしまいました。私がこの部活を通して感じてきた思いを話したいと思います。
私は高いレベルの選手達と切磋琢磨し、関東リーグに出場したいという目標を掲げこの慶應ソッカー部に入部しました。ただ内心では、関東リーグに出れるだろうという甘い気持ちがありました。高校時代に、国体選抜等に選出され自分のプレーに自信を持っていたからです。ただ、入部してすぐに理想と現実の違いを突き付けられました。CチームでIリーグには出場できたものの、結局それより上のカテゴリーに行くことは無く、2年生の冬になりました。その頃はグラマネを学年ミーティングで選出する時期でした。度重なる話し合いを行った結果、私はグラマネに選出されました。勿論、1人の人間として今までの行動が評価されたことは喜ぶべきことです。ただそれ以前に関東リーグ出場を目指し入部してきた私にとって、サッカー選手としての可能性が無いと評価されたことが、自分自身に情けなくて、悔しかったです。だからこそ、そこで味わった思いを糧にし、C2から関東リーグに出場する選手を輩出することを本気で目指し、指導しています。

約15年ほど続けてきたサッカーを辞め、グラマネになってから気づかされたことがありました。それはサッカーがとてつもなく好きだったということです。C2 の選手達がボールを蹴る姿を見て、私も毎日の様にサッカーがしたくなります。(フットサル部に所属させてもらったり、サッカー部の練習でも結構混ぜてもらっていますが、、、)
練習中のしんどい走り込みや自分の思い描いているプレーが出来ずにサッカーをすることが辛くなっている部員がもしかしたら居るかもしれません。ただ、そこで目標に向かって努力することを絶対に諦めないで欲しいと思います。サッカーというものが自分から無くなってから、サッカーがどれ程好きだったか、プレーしている時間が自分自身にとってどれだけ貴重なものだったか気付かされます。多くの部員がこの4年間でサッカー人生に終止符を打つことになります。 だからこそ、選手達にはこの貴重な時間を真剣に自分自身と向き合い、目標に向かって努力し、全力でサッカーを楽しみ、各々が引退する時にやり切ったと思える様に過ごして欲しいと思います。

私の指導しているC2 は現在Iリーグ2部で戦っています。チームとして掲げた3位以内という目標に向かって残り2試合勝利出来る様に頑張りたいと思います。又、現在トップチームはかなり苦しい状況が続いています。絶対残留する為にも、全力で選手達のサポートをしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次は、トップチームのエースである、闘牛フィジカルモンスターの池田豊史貴です。

《NEXT GAME》
10月22日(日) 関東リーグ戦 第18節 vs東洋大学
@東洋大学グラウンド 11:30キックオフ

学生サッカーの最期(林谷泰尚)

2017.10.19

林谷

平素は大変お世話になっております。
中高大と10年間同期の安井迅郎からバトンを受け継ぎました、総合政策学部4年の林谷泰尚です。遂に彼と同期でなくなると思うと寂しい気がしなくもありません。

大学サッカーも残り僅かとなり、学生サッカーが終わりに近付いている今、やっと身に染みて感じる事が出来るようになった言葉があります。

「理想の大道を行き尽くして、途上にたおるる刹那に、わが過去を一瞥のうちに縮め得て始めて合点が行くのである。」(夏目漱石 こころ)

恥ずかしながら、自分で見つけた言葉ではありません。高校時代の恩師である林先生が常々仰っていた言葉で、難しい文章です。学生サッカーを終える今、何となく解釈を試みてみますが検討違いかもしれません、ご了承下さい。

夢、目標を目指して必死に努力し真っ直ぐ道を進む、それでも夢や目標は簡単には自分を受け入れてくれない、日本一を目指しても日本一になれるチームは全国で一つしかない。
それでも夢が叶わなかった時に自分の歩んで来た道を思い返し、後悔がない様にしよう。そう解釈し、これまでサッカーに取り組んできました。しかし引退まで残り1ヶ月程となった今、少し違った考え方をする様になりました。

誰しも後悔はしたくないものです、その為に努力します。しかし、夢が潰えた時、誰でも少なからずは後悔するものだと思います。
私は今までたくさんの後悔をしてきました。あの時こうしてれば、ああしてればなど数えればきりがありません。
この後悔を受け入れる事が出来るくらいに目標を目指した過程で大きな何かを得ることが出来れば、合点がいったと言えるのではないか、そう思うようになりました。
そしてその何かを得る事こそが理想の大道を進んだ者への成果だと思います。

高校3年の選手権予選で負け、引退が決まった瞬間、耐え切れない程の後悔と自責を感じました。しかし、それと同時に達成感を感じました。もちろん「負けたけど自分達は頑張った」という様なものではありません。負けて、後悔した高校サッカーでしたが、それと同時に得たものや培えたものは計り知れないからです。
夏の合宿中、「人相が変わるくらい走らせてやる」と言われたのも良い思い出と思えるくらい地獄も天国も味わいました。
そしてやっと少しの成長に繋げる事が出来ました。

さて、今の自分は大学サッカーを終えた時に、何を感じ、何を得る事が出来るでしょうか。

私は早慶戦に出場するという夢を叶える事が出来ず、今現在もBチームに所属し残留を目指しているチームに於いて直接試合に出て貢献する事も出来ていません。
それでも最近特に「何かを得たい、何かを感じたい」と強く思います。
引退が決まった瞬間に、早慶戦に出れなかった後悔など感じないくらい大きなものを得たい。
どんなものでも良い、自分が大学サッカーをやり切った証を自分の中に残したい。
その為に残りの学生サッカーを必死に取り組みたいと思います。

最後に
今年、慶應は必ず残留します。
このチームはその力を持っています。
4年全員で最高の締め括りにします。

最後までお読みいただきありがとうございます。
4年間サ行の発音の悪さを雑に弄られ続けながらもサッカーへの熱い想いを人一倍持っている内山航にバトンを託したいと思います。ご期待下さい。

《NEXT GAME》
10月22日(日) 関東リーグ戦 第18節 vs東洋大学
@東洋大学グラウンド 11:30キックオフ

修行(安井迅郎)

2017.10.12

安井

中3以来の腰痛に苦戦しています。よりによって今かよ。勘弁してくれ。負けるな腰方形筋。頼むぞロキソニン。
そんな事どうでもいい。”いつでもどこでもストライカー”こと秋光雄人からバトンが回ってきました。最後のブログの時間です。

「砂漠の前のオアシス」と例えられる大学生活。留学、起業、インターン、海外旅行など様々な事をする大学生がいます。サッカー仲間の多くは高校を境に本気のサッカーを辞めていきました。多くの選択肢がある中、僕はソッカー部の門を叩きました。同時に多くの事を犠牲にしました。友人からの遊びの誘いは何度も断わりました。非日常を求めた「制服ディズニー」を横目に、学ランを着て下田に向かう日常。「部則」という名の絶対的正義の下、粗相に怯える日々。そんな中、田野は科学者に変貌を遂げました(ヒント:NaCl)。
大学生にもなると正直サッカー選手としての限界が見えてきます。プロを目指していない、ましてや大した実績の無い僕には今にも「お前、サッカーなんてやっている場合じゃないだろ」と鋭いツッコミが飛んできそうです。
それでも大学生活をサッカーに捧げてきました。だから「なぜサッカーを続けるのか」という疑問が常に頭にありました。

「下手くそに勇気を与える選手になる」

あまり話した事はありませんが大学でサッカーをするにあたっての志です。
大学受験が終わりソッカー部に入る意志を打ち明けると多くの人に止められました。お前の実力じゃ無理だ、勘違いするな、今すぐ辞めた方がいい、そう言われました。
それが悔しかった。そして悲しかった。
だから同じ様な境遇の人に「あの人が頑張っているのならやってみよう」と思われる存在になりたいと思いました。
だからこそどうしても早慶戦に出たかった。盛り上げ役でも恩情でも何でもいいから。

しかし、現実は甘くありません。正直理想からは程遠い4年間でした。グラウンドを使うことすら出来なかった入部当初。3年の春、ヘディングと気持ちで掴んだ初のトップ昇格。強い覚悟で挑んだラストイヤー。トップで開幕を迎えるも2ヶ月でCチームにまで降格。Iリーグでの惨敗。4年間積み上げたものが崩れ去っていく。目標が遠退いていく。そんな焦りから余裕が無くなる悪循環。
応援隊長として過ごす葛藤の日々。同期の活躍は嬉しく誇らしい反面、悔しさともどかしさが心の奥底にありました。試合に出られなくても貢献出来ていると満足する事はどうしても出来ません。トップ再昇格後、関東リーグ東洋戦で初のベンチ入りを果たすも、4年間で公式戦出場時間は未だ0秒。夢の早慶戦のピッチは遂に踏めませんでした。
選手を辞めてまで部に貢献する同期がいる中、チームの苦境を応援席から見ていることしか出来ない。チームの力になれない。無力感に苛まれました。自分の不甲斐なさに涙が止まりませんでした。大学の4年間は無意味だったのかとすら思いました。
サッカー人生に終わりが近付く今、サッカーをする心情に変化がありました。多くの方に支えていただいている事を実感したのです。

苦楽を共にした同期、偉大な先輩方、慕ってくれる後輩、嫌われることをも厭わないスタッフ、見えない所でも仕事をしてくれるマネージャー。
それぞれの道で頑張る中高の友、声を掛けてくれる学部やゼミの友達、熱い声援を下さる応援指導部の方々。
そして何よりもここまで育ててくれて、サッカーをさせてくれた両親。どんな時でも1番の理解者、1番のサポーターでいてくれました。
こんな人達の存在がヘコタレそうになった僕を何度も奮い立たせてくれました。
だから僕がサッカーを出来ているのは当たり前ではありません。
「支えてくれる人、応援してくれる人の心を震わせ感動させたい」
最大の夢が潰えた今、サッカーに熱を込められる理由です。

関東制覇を掲げたはずが低迷するチームは残留争いに巻き込まれています。4年連続のインカレ出場は絶望的です。
「12月までサッカーがしたい」これが正直な気持ちですが、そんな事を考えることが出来ない程、事態は切迫しています。
今年の慶應は弱い。勝てない。問題だらけ。
後輩のみんな、不甲斐ない4年生で申し訳ない。辛い思いをさせて申し訳ない。でも、幸いな事に挽回するチャンスが6試合残されています。目の前の6試合にサッカー人生を賭けます。
選手である限り関東デビューを目指し続けます。TOKIOは空を飛びます。何が何でも残留を果たします。その為なら応援隊長だってやります。
バカにされたって嫌われたって構いません。もう悔いは残したくありません。
「苦行を修行と思えばその道は自ずから開ける。」
高校3年間で数え切れないほどケチョンケチョンに怒られた恩師が常々仰っている言葉です。
僕にとってサッカーは「修行」でした。
サッカーを通して夢を持ち、多くの事を犠牲にし、自分と向き合い、恥をかき、時に限界に直面し、夢破れる。そして、苦しみを乗り越えた先に半端ない歓喜が待っている。
まさに人生のウォーミングアップでした。
まだ何も達成出来ていません。どれだけ貢献出来たのか、何かを残すことが出来たのか僕には分かりません。
それでもソッカー部に入るという決断に悔いはありません。

外はすっかり涼しくなってきました。そうです。最後の秋がやってきました。実りの秋です。腰痛なんて怖くない。今こそ名将望月大知コーチ(with 完)に鍛え抜かれた夏の成果を示す時です(Remember 中山. Remember ピラミッド.)。台風18号にも屈しなかった日吉キャンパスの銀杏に負けないぐらい力強く、粘り強く、最後の最後まで突っ走ります。

最後までお読みいただきありがとうございます。ここからはピッチ内外での行動で示したいと思います。
さて、バトンは一躍時の人となった”半年後には証券マン”こと渡辺恭平の手に渡ります。ブログ執筆を延ばしに延ばした彼。ハードルは日増しに高くなっています。きっと熱い想いを述べてくれるのでしょう。
ご期待ください。

《NEXT GAME》
10月14日(土) 関東リーグ戦 第17節 vs桐蔭横浜大学
@慶應義塾グラウンド 14:00キックオフ
★集中応援日となっております★

粘り強く(関東リーグ戦第16節)

2017.10.12

日も短くなり、秋を本格的に感じられる季節となって参りました。
昨日は、関東リーグ第16節順天堂大学さくらキャンパスサッカー場にて、ナイターの環境で試合が行われました。後期はここまで1勝1分2敗という結果の中、2位に付ける強豪・順天堂大学と対戦致しました。

①

 

 

試合前に円陣を組むスタッフと選手達

 

 

 

 

前半序盤、両者共に敵陣ゴールに近付くも、中々決定的なプレーは生まれず、決め切ることが出来ません。29分にはFKを獲得し、池田が直接狙い、速い球を放ちますが、僅かにバーの上に反れてしまいます。そして36分には、渡辺夏のロングボールを池田が受け、そのボールがリズム良く手塚、最後にFW田中へと渡り、シュートを放つも、枠の僅か右に外れてしまいます。前半終盤になると、順大のボール支配が長く続きますが、本塾はDF野村が良い反応を見せる等、献身的なディフェンスでゴールを許さず、前半は0-0で終了します。

②

 

 

好セーブを見せたGK上田

 

 

 

 

何とか先制点を奪いたい本塾ですが、50分、中央に入ったボールに相手が合わせ、シュートを打たれてしまいます。ここは守護神上田が安定のセーブを見せ、守り切ります。ところが2分後、右に駆け上がった相手にシュートを放たれ、0ー1と先制されてしまいます。続いて59分、右サイドを崩され、シュートを放たれますが、これはDF鴻巣がゴールを許しません。しかし、その後のCKに相手が頭で合わせ、痛恨の追加点を許してしまいます。本塾も敵陣に何度も斬り込もうと試みますが、相手の綿密なDFに阻まれます。その後も、相手の縦パスが何度も通り、連続でシュートを放たれるシーンが続きますが、GK上田の好セーブを始め、全員が絡んだ守備で凌ぎます。本塾は健闘するものの、相手との力の差を歴然と見せつけられ、そのまま0ー2で敗戦しました。

③

 

 

次節、桐蔭横浜大学への勝利を誓う

 

 

 

 

次節は、私達のホームグラウンドである慶應義塾大学下田グラウンドにて、桐蔭横浜大学との大事な一戦が行われます。トップチームの選手を始め、運営陣も着々と準備を進めております。皆様の応援が必ず選手の力になります。ご来場お待ちしております。

今後共、温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

文責:加藤里佳子

《NEXT GAME》
10月14日(土) 関東リーグ戦 第17節 vs桐蔭横浜大学
@慶應義塾大学グラウンド 14:00キックオフ
★集中応援日となっております★

 

最後までやり切ろう(秋光雄人)

2017.10.09

秋光

リサーチ直属の後輩達を『ファミリー』という独特な表現で呼称し、後輩を食事に連れて行っては、「本当にかっこいい」とSNSに投稿させることで有名な長尾さんからバトンを受け継ぎました秋光雄人です。

同期それぞれの個性が出た熱いブログが続く中、ついに自分の番がやってきました。ウケを狙ったブログを期待されている事は重々承知しているのですが、最後のブログという事で、決意表明を兼ねた話をしたいと思います。最後までお付き合いいただけると幸いです。

引退が差し迫った4年生の間では「最後までやり切ろう」といった会話をよくします。それは最後まで直向きに上を目指し続けることや、ピッチに立てなくともチームの勝利に少しでも貢献出来る様取り組むこと、後輩に何か残せる様背中で伝えること、といった意味での「最後までやり切ろう」という会話です。

「最後までやり切ろう」と一言で言ってもその覚悟は人それぞれ異なると思います。私にとってのやり切るということは「ゴールを決め続ける」ことです。私は入部した頃から今までずっとFWにこだわってプレーしてきました。この4年間、足元のテクニックや、パスの精度といった技術面に自信はなくとも、シュートでは誰にも負けたくないとの思いでプレーしてきました。それは公式戦や練習試合だけでなく、ゴール前の対人の練習であっても、ハーフコートゲームであってもです。それが自分のオンリーワンであると考えていましたし、自分らしさでもあると考えていたので、自分がゴールを決めてやるという強い気持ちを常に持ち続けてきました。

最上級生となった現在、もちろん選手として試合に出場してチームに貢献することを1番としながらも、練習中に誰よりも声を出し、球際の寄せる所など、気迫のあるプレーで周りを引っ張っていくことを特に意識しています。ただ、それに加えて最後の最後までゴールにこだわる姿勢を持ち続けることが、自分のサッカー人生の最後という意味でも、後輩に何か残すという意味でも「やり切った」と言えることであると考えています。

現在チームは、関東1部リーグ残留をかけて闘っています。直接プレーで貢献する事が出来るのは試合に出場する選手だけですが、4年生を中心に最後に「やり切った」と思えるまで死に物狂いで取り組み、必ず目標である1部リーグ残留を掴み取りたいと思います。

続いては、『20歳そこらの女じゃ、俺の魅力は分からない』と、よく言っている安井迅郎です。

《NEXT GAME》
10月10日(火) 関東リーグ戦 第16節 vs順天堂大学
@順天堂大学グラウンド 18:30キックオフ

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