BRB・一貫校からのお知らせ

■東京都2部リーグ 第11戦 vs FC駒沢Griffin (7-0 勝利-優勝決定)

2012/10/21(日) 19:00 KICK OFF

慶應BRB                                               駒沢Griffin

7 3 前半 0 0
4 後半 0
得点者 [前14分] 慶應 市川
[前28分] 慶應 久保(藤村)
[前38分] 慶應 大山(藤村)
[後 8分] 慶應 甲斐(毛利)
[後17分] 慶應 甲斐(金房)
[後38分] 慶應 大山(甲斐)
[後40分] 慶應 小坂井(太田)
 警告・退場 [警告] 44分 慶應 大山 元輝
[警告] 50分 駒沢Griffin
[警告] 59分 駒沢Griffin
[警告] 70分 慶應 小坂井 深
慶應 先発 番号 ポジション 番号 慶應 SUB
藤安 雄治 21 GK GK 41 高橋 一真
金房 拓海 7 DF DF 2 水澤 仁雅
冨田 賢 33 DF DF 13 千布 勇気
三上 佳貴 3 DF DF 22 筒井 寛樹
大山 元輝 5 DF MF 15 紺野 賢人
加美 義人 36 MF MF 17 小坂井 深
市川 慎士 8 MF MF 37 太田 大輔
久保 雅史 11 MF
藤村 龍生 26 MF
甲斐 悠佑 18 FW
毛利 惣治 14 FW
慶應 選手交代 OUT IN OUT IN
50 毛利 惣治 太田 大輔 62 市川 慎士 紺野 賢人
55 久保 雅史 小坂井 深 67  藤村 龍生 千布 勇気
57 加美 義人 筒井 寛樹

戦評

右サイドに開いたFC駒沢Griffinワントップに楔のパスが入る。時計は前半7分を過ぎた辺り。両者まだ無得点ながら、優勝に向けて勝ち点3が最低条件の駒沢が前へ前へと圧力を掛ける時間帯。対応する慶應BRBのDFは背番号5・大山元輝。東京都社会人二部リーグのレベルを大きく凌駕する相手エースを、俺こそが慶應の堰だと食い止める。駒沢FWはポストプレーに選択を変更。もともと相手を背負ってのプレーが真骨頂。相手陣地深くでのボールキープで、最低でも一試合二点を稼ぐ駒沢攻撃陣を引っ張ってきた。

ここからが勝負。駒沢の前線に精度の高い縦パスが入ることも、BRB相手に一人での突破は無理なことも織り込み済み。勝負はここから。駒沢攻撃陣がグリフィンの爪でボールを掴むのか、その前にBRB守備陣が荒鷲の嘴で掻っさらうのか。
飛び込んできたユニフォームの色は白。BRB中盤、背番号11・久保雅史。自慢のスピードとステップワークで二回三回と果断無く相手にチャレンジ、ついにボールを弾き出す。さらに襲いかかったのは慶應DF、背番号33・冨田賢。奪ったボールを、いち早く反応した中盤の加美義人へ光速フィード。一人では開かない扉が、三人・四人の惜しみない働きで開いていく。2012年慶應BRBの戦い方は、この日この通り具現化され、前後半80分を通じ、BRBの荒鷲はピッチ各所で駒沢のグリフィンに襲いかかった。

七点取った攻撃は、この試合に関していえば、目的というより帰結であった。前半15分、切れ込んだ久保のこぼれ球を誰よりも早くフォローしたのはMF市川慎士。抜かりなく決めて、チームを支え続ける男が破顔の先制点。二点目は前半29分、絶え間ないボールへのアプローチで右サイド制圧の藤村龍生から久保に低い弾道。メッセージは受け取ったと頭でねじ込んで、前日から練習済みの膝立ちガッツポーズ。さらに39分、藤村CKを大山が競り勝って三点目。炎立つハーフタイムの後、駒沢最後の力を振り絞った反撃をDF三上佳貴中心に凌ぐと、9分にツートップ甲斐悠佑・毛利惣治のパス交換から甲斐がゴール。17分には右サイド金房拓海からのパスを再び甲斐が合わせてエースの証明。大勢は決まったものの、交代出場のMF紺野賢人、DF筒井寛樹らが縦横に駆け回ってゲームを間延びさせない。38分には左サイド大山が甲斐とのワンツーで抜け出し、角度45から逆サイド上隅へ。充実の一発が弧を描く。ロスタイムには仕上げの一発。GK藤安雄治レーザービームからFW太田大輔そのままドリブル突破。センタリングを待ち構えたMF小坂井深がとても丁寧に合わせて有終の七点目。

後半途中から、この一年、この三年、この十九年を振り返る余裕のあったベンチにタイムアップの笛。荒ぶる気持ちを声援に変えたGK高橋一真、DF水澤仁雅、DF吉田翔彦、MF渡辺高広、FW高木大地、自らの役割をこなした監督吉田航、コーチ福田雅、コーチ伊藤洋平、主務藤岡康、副務宍戸悠都季、そして代表人見秀司もピッチに躍り出て部歌斉唱。来季が本当の勝負だとか、まだまだ課題が多いとか、今夜だけはそんなことを言ってはいけない。

 写真

市川殊勲の先制点。広げた手は、当然アンダーシャツが規定を満たしていることのアピールである。

二点目を挙げた久保に素早いプレスを浴びせる四名。ゴールの瞬間からディフェンスは始まっている。

 

レーザービームフィードが起点となって有終の7点目。GK藤安の拳が締まる。名刺の肩書きはもちろん「慶應BRB 守護地蔵」だ。

 

恒例集合写真。主務のハードワークを示す一枚でもある。

 

集合写真2 この一年でMF藤村の出足は鋭さを増した

 

集合写真3 優勝が人に及ぼす作用

 

集合写真その4 忘れない夜の一枚

 

おまけ。九月八ヶ岳合宿の成果。天候に恵まれず、これを掛けに行っただけになってしまったが、わざわざ掛けに行っただけのことはあった、という幸福な結末。左側だけ叶って右側が叶わなかった場合、彼はどう責任を取るつもりだったのだろうか。